勤務している会社の健康保険が主催する健康推進イベントの一環としてウォーキングラリーと言うものがありまして、まぁ「歩きましょう!」と言う事でしてスマホの歩数計のデータをアップして歩数に対してポイントが付きます。個人的に散歩は趣味なので自分のペースで地味にチマチマやっていたんですよね。
この11月からそれの団体戦イベントが始まってしまいまして事業部の各部署でいくつかチームを作ってその合計歩数を競い合うというなかなかに面倒な会社行事になってしまいました(エントリ参加は任意なので自分のせいなのですが…)。とはいえ僕達の仕事はコンピュータメインのエンジニア、「みんなそんなに歩かないだろう」と鷹を括っていたんですよ。しかし実際にイベントが始まって歩数を確認するとみなさん想像以上に歩いてらっしゃる。このままでは足を引っ張ってしまう事に。
と言う訳で週末に天気が良かったので結構な距離の散歩をしてみました。僕の定番コースで約10km位。天気が良くて暖かかったので気持ちよかったです。
さて、散歩自体は苦では無いのですが、少々難点もあります。それは不意に訪れる便意。
歩いていて「う、トイレ行きたいかも?」となった時に近くのトイレを探すのですが、いつもの生活圏外ってトイレの場所がわからないんですよ。駅とかパチンコ屋とかが近くにあれば助かるのですがコンビニでもトイレが無かったりする事が多いので散歩は自然とトイレ探索の旅へと変化します。
で、「お!ここにトイレあるぞ!」と見つかると一安心なのですが、貴重スポットであるトイレは混んでいる場合がほとんど。なまじ安心してしまったためか便意が一気に襲ってきます。ここからトイレが空くまで待つ事になりますが体感的にこの待ち時間がすごく長く感じてしまいます。生理現象のため非常にスリリングな時間。生死に関わるものではないですが、”やっちまった”場合の社会的信用の失墜を考えるとなかなかに辛い時間。
こればっかりは人によって時間がまちまちなのは分かります。が、その時間があまりにも長いと「もしかして中で寝ているのではないか?」とか「もしかしてスマホゲームしたりしてない?」と変な事を考えてしまいイライラと。”立ち食い蕎麦屋みたいにさっと入って目的が終わったらさっと出ろよ”みたいな感情が湧きます。
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と、このように世の中には色々な行列があります。
特に、
・トイレ
・ATM
・喫煙室(人数制限あり)
ですね。
これらを待っている時(行列に並んでいる場合)は凄いイライラの時間帯です。実に無駄な時間。まさにブルシットタイム。
トイレに関しては先ほど書きましたがATMは「何回振り込むんだよ!もう『1人のATM利用にあたる振込みは連続3回まで』とか決めてくれよ!」って思っちゃうし喫煙室は「スマホ見ながら何本吸ってるんだよ!自分の家じゃないんだよ!」みたいな。
同じ行列でもゲームソフトやトレーディングカードの販売に対する行列はいいんです。順番が来たら購入して終わり。レジでダラダラとする事はないのである程度時間が読めます。ラーメン屋などの飲食も行列店がありますが食べ終わったら周りからの圧もあって比較的直ぐに退店すると思います。(食べるペース自体は自分のペースで良いです)
でもやはり個室トイレや、ATM、喫煙室は中々に終わらない人がいるのも事実。
これが不思議な事に自分の番が来るとゆっくりしてしまう人もいるんですよね。忌まわしかった存在に自分もなってしまう一気にダークサイドに堕ちてしまう。「前の人も結構長時間居たんだから自分も長居していいだろ!」と言う「やられたらやり返す」みたいな感情なのでしょうか?俺にもその権利はある!と。
僕はハートが弱々なので自分の番が来たらささっと終わらせて直ぐに出てしまいます。
なんか既得権益とか利権みたいなものなのかもしれないです。
存在自体が凄い腹が立つけれど、いざ(利権を)手に入れるとやはり手放したくない(どっぷりと浸かりたい)と言う気持ちが働いてしまう…。人間は現金な生き物とは良く行ったもの。
と、ちょっと政治的な皮肉を含めてみたところで〆ます。