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BSの時代がくる!?

テレビ(地上波)が急に”オールドメディア”と呼ばれ出しています。実際、色々な性被害問題などを発端として企業内のセクハラとかパワハラが昭和・平成初期の価値観で止まっている感じが明るみにでてきた感じも否めないのでそういう呼び方をしているのかもしれませんが、それだけではなく”報道”と言う仕組み・使命についてもう一度考える時期なのかもしれません。

ただ、テレビ局の番組でもBSは今活気があると思ってます。

ある程度のキャリアを積んだ人のセカンドライフと言うか「別に視聴率取れなくてもニッチな分野をひたすら続ける」みたいな感じの番組が結構あるんですよ。

古くはおぎやはぎさんだと思います。
有名な番組として、
・愛車遍歴
・ぶらぶら美術博物館
があげられます。結構前からやっていたはず。

知っている人には刺さるけれど決して大衆向けでは無い番組。

地上波としてはテレ東の『孤独のグルメ』も似た感じですが、ドラマ性がしっかりしているのでBS番組カテゴリでは無い気がします。

今のBSは凄い(ニッチ)です!

■BS朝日

・ウォーキングのひむ太郎(バナナマン日村さんがウォーキングする番組)
・ほろ酔いビジホ泊(ケンドーコバヤシさんが地方のビジネスホテルに泊まって近くの飲食店でお酒を飲む番組)

■BS日テレ

・おぎやはぎの愛車遍歴(おぎやはぎさんがゲスト芸能人の愛車についてトークする番組)
・ぶらぶら美術・博物館(おぎやはぎさんが山田五郎さんの案内のもと美術館、博物館を巡る番組)
・ふらっと立ち食い蕎麦(ドランクドラゴン塚地さんが立ち食い蕎麦を食べる番組)

■BSテレ東

・ずん喫茶(ずんの飯尾さんが喫茶店を巡る番組)

■BS TBS

・コロッケあがってます(サンドウィッチマン伊達さんが肉屋とかのコロッケを食べる番組)

(BSフジがピックアップされていないのに悪意はないです。シンプルにそう言う番組が無かっただけです)

このブログエントリではエンタメジャンルだけをピックアップいるのですが、これらの番組って攻める角度が違うし出演者もやらされている感が無いのがいいんですよね。本人も楽しいから見ている人も楽しく見れると言う理想の番組になってます。

Bs himutarou

日村さんの番組は本人の運動不足解消にもなってます

エンターテイメントと言うよりも”趣味”番組。教養番組ではないけれど少し知識が身に付く…。
そう言う番組なんだと思います。演者はお笑い芸人ですがゲラゲラ笑うような”笑い”はメインでは無いです。言い方は悪いですけれど『緩い番組』。
芸人さん達のラジオを聴いていても「いつかはBSとかでそう言う番組やりたいねぇ〜」みたいなエピソードになる事があります。

こういう番組って一般人のYoutubeでも(予算的に)出来る企画だし実際にいくつかあると思うんですけれど、やはり”芸人”がやるから面白い。”見れちゃう”んだと思います。

釣りとかゴルフはその道のプロがいるのでそのジャンルを芸人がやるのはちょっと違うかなーと。

実際、正月にバナナマン日村さん、おぎやはぎ矢作さんとかのゴルフ番組があったんですけれどかなり緩い番組で番組中に「ゴルフを真剣にやる人はこの番組は見ないよね」と自分たちで言い切ってるくらいでした。ただ食事パートが多かったり、ゴルフ後の夕食・入浴部分で昔話をしたりしているのでゴルフにそんなに詳しく無い人でも見れる番組になっていたと思います。

ちなみに、おぎやはぎさんの番組は美術に造詣が深い山田吾郎さん、愛車遍歴には今井優杏さんという自動車ジャーナリストが有識者として参加しています(美術博物館については山田さんがおぎやはぎさんに説明すると言う感じで、愛車遍歴はおぎやはぎの二人とも本当に車が好きなので成立している感じです)
他の番組は専門家が付かなくても特に問題がない(ジャンル)ですね。

ニッチなジャンルで聖地巡礼みたいなものがしやすく、僕達でも追体験可能な番組たち。それが良いのかもしれないですね。

ただ、メインジャンルが”お酒”となると
・吉田類の酒場探訪
・町中華で飲ろうぜ
と言うレジェンドがいますのでこれからの参入は難しいと思います。

しかし、そのお酒にもう1要素”ケチ”が加わったBSテレ東の番組である春日さんの『オードリー春日の知らない街で自腹せんべろ』は2回位放送されて春日さんの倹約家キャラが存分に活きていたのでいつかレギュラー化されるのかもしれません。少し楽しみではあります。少し、ね。

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