TVや映画はオンデマンドになって行くと思っています。
ラジオは双方向にPodcastに。前から言っていますが僕はラジオと言うメディアが復活すると思っています。
昔みたいに、TVしか娯楽が無ければ、学校、職場の話題はTVだった。それで良かったのです。
当時は「昨日のドラマみた?」が会話の入り口でしたが、テレビ録画が簡単になり、テレビより個人が楽しむ時間がより増えると、「昨日のドラマ?まだ見てないから内容言わないで!」となっています。
でも、インターネットの台頭、ソーシャルネットワークが主流となっている今はもう違うと思うのです。
YouTubeでタダで見れる番組もあります。売れない芸人が低予算でネタを発表出来る場が出来たのです。また収益モデルとして広告以外に最終的にディレクターズカットのDVDを出すモデルと言うのもイイですよね。バナナマンのバナナTVと言う旅行番組は後者のマネタイズをしています。(あと、提供が着いていてそれをワザとらしく褒めるという「やらされてる感」を全面に出したステマ?もこの番組ではありました。それがまた面白かったりするのですが。)
そうすると、広告代理店のモデルが変わってきますね。広告代理店。読んで名のごとく企業の広告を代わりに作成して宣伝してくれるビジネスモデルです。企業は税金を沢山とられないように広告宣伝費を使う。そして広告がヒットして売上アップ!いいことだらけですね。
ただ、TVの広告、つまりCMはトイレタイムや早送りの対象です。雑誌の広告も読み飛ばすでしょう。ポストに入っているチラシなんてゴミ以外の何物でもないです。
さて、YouTubeやニコニコ動画などでの収益モデルですが、最近は見る前に広告を打つ動画が目立ってまいりました。5秒でスキップできるものから15秒間見させられるものまで。
こういう広告ではなくステマではない本当の広告にできないのでしょうか?と考える事があります。ブログで物凄く良い商品を紹介したい時も、できてAmazonのリンクを貼る程度。沢山買ってくれれば自分にもアドセンスが入り、実際にモノも売れるのですが、もっとダイレクトに広告したい(宣伝したい)時、そういう時に広告代理店にいいモデルを作ってもらいたいものです。
今までは売りたいものを芸能人ブログであたかも「自分が使ってます!」って感じでステマしていた訳ですが、それは売り手のエゴ(広告代理店の怠慢)です。
本当のブームは自然発生します。本当に良いもの、ドラマ、書籍。そう言うものは個人ブログだったりTwitterで自然と拡散されるものです。
半沢直樹があそこまでヒットするとはTV局も予想外だったみたいですが、良いものはそうやって自然に広まり爆発的ヒットとなるわけです。
ラジオは曲の宣伝をしますが、これは音楽好きな僕としては賛成です。今まで知らなかった音楽、自分のアンテナではヒットしなかった音楽と出会えるからです。今年になってから買った音楽ってほとんどラジオか、ゴッドタンの最後に流れるPVくらいです。
ラジオは「ながら聴き」出来るのがいいです。1度に沢山の事をする現代人はTVの前にへばりついて見ないと行けない時間を辛いと考えているのではないでしょうか?ラジオなら移動中、深夜の作業(仕事含む)のお供にも最適です。さらに番組宛にメールを送ればリアルタイムで読んでくれるかも知れません。
ハガキ職人ならぬ、メール職人でしょうね、これも。ネットとラジオの親和性の高さを物語っています。
TVで見た方が面白くて即時性が高いのはスポーツ位では無いでしょうか?実はスポーツ番組はTwitterと親和性が高くこの前のワールドカップのタイムラインも歓声、悲鳴で盛り上がったものでした。
ブログという家を持ち、SNSで連絡をとりTwitterで会話する。そういう今のネット社会とTVやラジオが今後どう関わってくるか…
今こそ、ハイパーメディアクリエイターの出番かもしれません(笑)。
では。
NHKのニュース番組で放送時にツイッターから一部のコメントを取り上げたりするようになりましたね。
“本当の広告”
とは、具体的にはどのような広告なのか聞きたいです。
テレビ番組もだいぶ、ツイッターなどの意見を乗せるようになってきましたね。でも、それもフィルターが掛かってますからね。難しいところです。
“本当の広告”はどこを舞台に広告を打つのか(テレビ、ラジオ、ネット)とかそう言うのも関連してくるので深い問題かもしれません。
そもそも、”広告”って必要なのか?から考える必要があると思います。