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【書評】できないことはやりません

僕が好きな深夜テレビである、「ゴッドタン」のプロデューサーの佐久間宣行による「〜テレ東的開き直り仕事術〜」との事です。

テレ東と言えばどんなニュースがあろうとも特別報道番組を流さない「安定のテレ東」や「テレ東が緊急特番を放送したら日本の終わり。」などと言われる独特なテレビ局です。

タイトルだけ読むと、「〜やっといて。」「出来ないのでやりませーん。」みたいにチャラい仕事術なのかな?と思っていました。

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でも、読んでみて納得。

他局のように予算が沢山ある番組はテレ東には出来ない、なら別の路線から番組を考えよう!と言う「自分たちで出来る範囲で全力を尽くす!」精神の本でした。

佐久間さんは怒られながらも、自分の出来る事を全力でやった結果、楽しんで仕事が出来るようになったようです。

楽しみながら仕事をしたい!…誰もが思う事ですよね。
楽に」では無く「楽しく」です。

この本はその様に佐久間さんの成長記とも読めますし、「ゴッドタンが出来るまで。」とも読めます。

変な自己啓発本と言うより、俺たちのゲリラ戦法と言うか、本当に「テレ東的」としての読み物として面白いです。

逆に自己啓発本として読むのには物足りないかもしれません、なにせテレビマンの話なので。

でも、お笑い好きや「ゴッドタン」のファン、並びにこれからテレビ業界に入ろう!と思っている人にはオススメです!

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