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近所の「カミナリ親父」って居なくなってませんか?

今、僕はお客様先に行っているのですが、そのすぐ近くは小学校の下校路になってるんですよね。

で、午後あたりに、ジュースを買いに外にでると、沢山の小学生が帰宅の路をたどってるんですよ。

車の交通量は凄い少ないんですけれど、信号はあるんですよね。

やはり、なんぼ車が走っていなくても、赤信号。普段とか夜なら十分確認して渡ってしまうのですが、目の前に小学生がいれば、さすがに守らないといけません。

大人が見本とならなくてはいけないのでね。

確かに、その通学している小学生を見ると、信号無視をしようとしたり、叫びながら走ったり、非常に危ないです。でも、そこで怒れない自分がいたりします。

僕が子供の頃は、所謂「カミナリ親父」と言うような人々が居ました。悪い事をすれば、それが見ず知らずの子供であっても怒る。

もちろん、叱る理由があって怒るんです。

最近、そういう「カミナリ親父」を見ないなぁ。と思いました。

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本来ならば、子供の躾は親の責任です。でも、親も仕事などがありますし四六時中子供を見ている訳にはいきません。そう言う時に、社会や道徳を教えてくれたのは「カミナリ親父」だと思うんですよね。

最近、モンスターペアレントなる言葉を聞きますね。突き詰めて行けば「ウチの子は悪くない!」と言うことです。

でも、悪い事をしている可能性だってあるんです。

最近では体罰にも厳しいと聞きます。たしかに、一生の後遺症を残すような体罰があってはいけません。しかし、僕が学生の頃は「親の代わりに先生が怒ってくれてありがとう」だったんです。たしかにビンタされて鼻血を出しかたも知れません。でも、それは未成年なのにお酒を飲んだり、煙草を吸ったりしたからなのです。

理不尽に怒る人と、「道徳の一環として」怒る人って違うんですよね。

僕には子供がいないので、なんとも言えないのですが、世の中っていささか過保護になり過ぎているのではないか?って思うんですよね。

怒られて、「それはしてはいけない事」と子供の頃に学ぶ。当たり前ですよね。

本来ならば、四六時中親が監視して、良い事と悪い事を教えるべきです。しかしそれは現実的に無理なんですよね。

だから第三者が代理で怒ってくれるのです。ゲンコツの一つくらい、一週間もすれば治ります。それで道徳を学べば良いではありませんか!?

 

あと、個人的に思っているのが、食に関しても過保護になりすぎているのではないか?と言うことです。僕が子供の頃はアレルギーと言えば「蕎麦アレルギー」位しかありませんでした。

僕自身、子供の頃から駄菓子など身体に悪いものを食べ、親は目の前で煙草を吸い、と言う環境で育っています。その結果、身体が悪くなるどころか、アレルギーとは無縁の生活を送れています。

最近では、ファミレスなどでもアレルギー表記が義務づけられていて、驚くほどアレルギーに敏感になっています。

このまま、過保護、アレルギーまみれの育てかたをすると、将来の子供達はもっとアレルギーを持って生まれてくるのではないでしょうか?

今、40歳、独身の僕が見ず知らずの子供を叱るのには抵抗がないとは言い切れません。

でも、子供たちが若いうちに、悪い事は悪いと教え、成人を迎える頃に、その境界線を自分自身で引き、また次の世代に引き継いでいかないと、弱体化してしまいそうで…。

 

なんか、歳をとると愚痴っぽくなるのですかねぇ。でも、将来の日本の子供の事を考えて、です。

「事なかれ」主義ではなく、僕たち自身も、ちゃんと怒れる「カミナリ親父」になろうではありませんか。

2 COMMENTS

七紙774

話しかければ「変質者扱い」される
手を出せば「通り魔扱い」される

馬鹿にされる
陰口を叩かれる
集団リンチや放火などの報復行為
親が怒鳴り込んでくる
警察や学校に通報される
裁判に訴えられる

必ずしも上記に当てはまるわけではない
しかし、その可能性は昔より遙かに高い
しかも、そのリスクに見合うリターンなど皆無

これじゃあ、カミナリ親父がいなくなっていくのも、必然でしょう

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