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もしもしゲーとパチンコ業界

最近、ネットで読んだのですが「パチンコ業界がGREEとDeNA(モバゲー)を潰しにかかってる。」らしいです。まぁ、パチンコに流れていたお金がソーシャルゲーム(今後は分かりやすく”もしもしゲー”と呼ばさせてもらいます。)に流れているらしく、それが気に入らないとの事。


ネットの意見はお約束の”おまえが言うな”とかパチンカス消えろとか、ドッチも消えろと言う意見が殆どでした。まぁ、当たり前かと。
言っておきますが僕は暇つぶしにパチンコをしますが絶対にもしもしゲーはやりません。えぇ、絶対です。なんでパチンコするかって言ったら換金できるからなんですよね。金が増える(可能性がある)から。もちろん負ければお金無くなりますが。でも、日本国で国営でないパチンコの換金は認められていません。
“パチンコで勝つ。”→”景品(貴金属)に変えてもらう。”→”何故かパチンコ屋さんの近くにその景品を「買い取って」くれる店があるので買い取って貰う。”→”現金GET!”となるわけです。3点方式と呼ばれていてまさにグレーゾーンになっているからです。
それでいながら「買い取って」くれる店には”ニセモノは犯罪です。”なんて書いているのでもうバレバレなんですよね。

ぶっちゃけこの3点方式が無ければ僕はパチンコなんてしませんよ。なんでやってるかは時間潰しより”勝てば金!”って部分が大半です。よく出る意見は「パチンコ屋を無くす必要はない。あそこは娯楽を提供している。ただ3点方式を廃止せよ。」って奴です。まさしくその通り。これでパチンコ屋さんは自然消滅しますから。

あぁ、話が長くなりました。

もしもしゲーってのは”基本無料”です。基本無料と謳うだけあって基本で無い部分が有料なのです。よく分かりませんがカードみたいな駒(キャラ?)で勝負する。でも強い人に勝つためには自分ももっと強いカードが必要。そこで強いカードを手に入れるために”ガチャ”なる機能が出てくるのです。IT時代はガチャガチャもネット上で!って訳です。ここが有料になります。運が良ければ強いカード(レアカード)が手に入ります。まぁ、絶対強いのが出る訳では無いので出るまでやっちゃう→どんどん課金って訳です。
また、カードにはあるカテゴリーがあってそれのコンプリート率なるものがあってコレクター精神を煽るというかフルコンプリートを目指して金をつぎ込むと言うパターンです。

んで、どういう仕掛けか分かりませんがそのカードがオークションサイトに出せるみたいなんですよ。これはリアルなオークションですから落札されれば現金が手に入るのです。それも結構な高値で取引されているらしいのです。恐るべしシステム。

このプラットホームと集金システムを開発したのは頭が良いと思いますが僕はこのやり方には反対ですね。
大きくは下記3点です。

1.年齢制限が無い。
パチンコは未成年は出来ませんがもしもしゲーに年齢制限はありません。パチンコは自分で所得を得てその自分のお金で自分の財布と相談しながら遊べますが、もしもしゲーは所得が無い人でも遊べます。課金もできるみたいです。大抵未成年(学生)の携帯料金とかは親が払うパターンが多いと思うので熱くなって何回も課金したりする時に金銭感覚がないと大変な事になってしまう訳です。

2.限度が無い
「課金で1万円使った。」と言う可愛いレベルから「100万使ったった!」的なものまで限度と言うものがありせん。パチンコは営業時間が決まっているので限度と言うものがあります。(まぁ、毎日開店から閉店まで負け続けたら限度もなにもありませんが…)せめて「月最大利用額」みたいなものを決めてれば良いかも知れませんがそうすると逆に限度一杯まで使ったり、複数アカウントを作ったりするかも知れませんね。まぁ、そうすると運営側の売り上げの成長が見込めませんからやらないと思いますが…。

3.あくまでも手に入れるのは”電子データ”である。
昔から似たようなものはありました。古くはビックリマンチョコ、少し前では遊戯王カード(曰く、売れ過ぎて”金を刷っているようだ。”そうです。)、あとはトレーディングカードなんかは専門店がありますからね。でも、そういうのって”形”があるじゃ無いですか?保管しておけばいつまでも残る。まぁ、いつかは飽きると思いますが、それでも何十年か経ってまた値が付いたり「あぁ、若い頃はこんなのに金使ったなぁ。もったいなかったなぁ。」なんて言って思い出に耽る事も出来るでしょう。
でももしもしゲーはあくまで携帯の中で見るだけです。さらに言うと自分のレアカード達も実際には運営局のサーバーの中にしか無いのです。今流行っているゲームが2年から5年もつとは思えません。次々に新しいゲームが出てきます。10年後、そのゲームはまだ運営されているのでしょうか?例えば運営側がそのゲームで採算取れなくなって「サービス終了」なんて言ったらあのレアカード達はなくなってしまうのです。形にも残りません。これが1番嫌いな点ですね。とにかくトレーディングカードなら紙を刷ってます。人気のあるカード100枚なら実際に100枚刷っているんです。でももしもしゲーはレアカードのデジタルデータがあれば無限に複製可能です。パラメータの値を10から100にするだけで変わるんです。そういうのに課金するってのが気に食わないんですよね。

まぁ、例えば僕に子供がいてそういうのが学校で流行っているって言えば、ぶっちゃけ僕が自作して学校で逆に流行らせますよ。「みんなー無料だぞー!でもガチャは一日一回までね!」とか出来るんです。あんなのシステムは至って簡単。絵が上手い人に描いてもらえばナンボでもカード増殖可能です。学校での現場のニーズを取り入れてパラメータ調整すればいいんです。んで、みんなが飽きたら辞める、と。

まぁ、僕もどちらも無くなればいいと思います。あともしもしゲーが月額固定制なら逆に興味を持つかも知れませんね。狂ったようにガチャガチャしてやりますよ。えぇ。
でも、運営終わったらデータはやっぱり消えるんだよなぁ。

オチなし。

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