ペットに戸籍と言うのは「人間と同じ扱いをしろ。」と言う意味ではなく、飼育放棄を防ぐためです。
独身の女性で、猫を溺愛しているのですが、その猫が白血病になってしまい「もう、最後の年越しかもねぇ。」なんて悲しいことを言っていました。
その上で、「獣医さんは偉い!」と言っておりました。
動物病院は保険が利かないので、大変に高価になってしまいます。でも、その女性は「服も買わない。飲み会も減らす。その分をこの猫に捧げる!」と言っておりました。
なんていうか、昔より今の方が「動物を飼う」と言う行為が大切になってきているというか、大事になってきているというか。
何を言いたいかと言いますと、僕が子供のころは野良犬も野良猫もいたし、家で飼っていても最後まで責任を持って飼っていたような気がするんですよね。
最近って、飼い始めたけれど病気になっちゃったから保健所に持っていうとか、飽きちゃうとか、動物の命を粗末にしがちな人が増えたんじゃないかな?って思うんです。
ペットショップも増えましたし、「これかわいいー」感覚で買っていく人もいるでしょう。でも、その人は買っても、「飼って」いるのでしょうか?命を預かる責任感が薄れているような気がしてなりません。
と、言う事で、戸籍に動物を載せてもいいのでは?という話になった訳です。理由なく保健所に預けたら離婚のようにバツをつける。ペットショップで動物を飼うためには戸籍謄本が必要になる、とか。
だから、自分の夫より、自分の親より、子供より大事にしろというわけではないのですが、飼う以上家族の一員と言う意識をもつことが大事だと思った次第であります。
あ、住民票はいらないです。