元々、不良の第一歩みたいなのが、酒とタバコだった時代がありました。（シンナーや危険ドラッグはだめよ）
映画やドラマでもカッコイイ人がタバコを吸ってましてねぇ。「カッコイイなぁ」と。刑事ドラマとかで事件が難航しますと、銀色の灰皿にタバコの吸殻が山のようになってたりですね。
最近の若い人って、タバコ吸ってないですよね。「タバコかっこ悪い」みたいに逆転現象が起きております。「タバコ吸ってんのジジイばっかじゃん」と。まぁ事実なんですけれどね。
その原因の一つが、「TVでの喫煙シーンが極端に無くなった」と言うものでしょうね。BPOとか放送倫理とかあってお得意の「子供が真似したらどうするの！？」です。ってことで、テレビを見ていても、憧れの人がスパスパ煙草吸ってないですから。昔は、くわえタバコの刑事とかがいたわけですけれど。
あとは、もちろん、健康被害ですよね。「百害あって一利なし」の代表である煙草。まぁ、若い人でこの時代に今から煙草デビューするって人は少ないんでしょうね。最近では、理想の男性像として「タバコ吸っている人は嫌」みたいなのが多いのでしょうね。喫煙者は恋愛対象にならないってケースも多いです。
また、値段がべらぼうに高いです。僕が煙草を吸い始めた頃はセブンスターが180円位だったような気がします。まだジュース感覚で買えた。でも、今は高い金払って煙草吸うより、もっと楽しい娯楽とかあるんでしょう。（危険ドラッグはダメよ！）
世の中、煙草は高くなっていますが、JTに入る金額は大して変わっていません。たばこ税がどんどん高くなっているのです。喫煙者は高額納税者なのに、吸う所が限られ、吸っていても煙たがれる。世知辛い世の中です。
煙草の種類も減っているのでしょうか？デザインもなんか若者向け（でもスベッてる感じがしますが。）になっています。昔からのファンとしては悲しい限りです。
まぁ、不良の憧れとして、TVの俳優の憧れとして、タバコを吸っている人がいない以上タバコ吸う目的なんてないですものね。
さぁ、2020年の東京オリンピックまで、この煙草文化ってどうなるんでしょうかね？
できれば僕も止めたいけれど、なかなかやめられないんですよね。
スパー。
