あるブロガー(生活できるほどブログの収入で稼いでいる)が、ブログを辞めてnote.muと言う、クリエイターコンテンツサイトに移行する。と言う話がありました。(まぁ、イケハヤの事です)
彼曰く、「有料になれば面白くなる」との事。
ある、ゆっくりな口調でおなじみの戦場カメラマンがバラエティーに出たのは、「海外の戦場に行くにはお金がかかる」からバラエティーでお金を稼ぐ必要があったからです。
例えば、いつも町の風景の綺麗な写真を無料でネットにアップして、みんなの心を潤していたとしましょう。その人が、「有料ページつくりました」と言ってページを作成して、その中が外国だったり個人(自分)ではなかなかできない体験を写真として共有できるようなページであれば、その意味があるな、と思うんです。
この場合のビジネスモデルは「有料会員の会員費を元手に海外に行きそこで撮った写真を共有する事で会員に還元する」と言うものです。
なので写真や音楽ならまだわかるんです。
でも、ブログを有料にしればコンテンツが面白くなる。とはどういう事でしょう?
オチが秀逸になる?無料の時は流し見していたのに、有料になったら、次の行が楽しみになる位の手に汗握るコンテンツになる?
僕にはわかりませんが、有料の対価が、今まで無料だったページと違いが無ければ”ただのお金儲け”になってしまいますよね。
「読んでよかった、はい100円」、と思わせるのって(値段はいくらか知りませんが)なかなか難しいなって思うんです。
例えば、有料になった分、取材費が増え「まだ、日本で消耗しているの?」になったり、火星に行って「まだ、地球で消耗しているの?」になれば、確かに読み応えはあるでしょう。自分が経験できないことを経験したコンテンツを取材して提供してくれるのは大事な意義があります。
でも、おそらく彼は、そこまで人を驚かせないでしょう。基本は高知に根をはってコンテンツを発表していくのでしょう。まぁ、値段がつくものですから推敲の回数が少し増えるかもしれません。
彼は今までのブログのメイン収益であるアフェリエイトよりも安定をもたらす優良(有料)読者を信じる事にしたのでしょう。
でも、それって慢心じゃないかな?って思うんです。ネット界で超有名と言う訳でもないですし、コメンテーターとしてテレビに引っ張りだこな訳でもないです。
有料メルマガなら、ちょっと話は変わってきます(読者のQ&Aコーナーを作るとか)が、noteでどこまでできるのでしょう?
彼のページを見ていたら、ブログはやめて、有料マガジンに注力すると言っておきながら最後の方で、”ブログ”塾をやっていると言うのも気になる所。
note.muは情報商材はNGですが、このままだといつか情報商材にシフトしていきそうな…。
はたして、彼は秒速で1億円稼ぐことができるのでしょうか?(そして、税金を払えるのでしょうか?)
まぁ、遠目から見ていようと思います。(ハナホジー