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不気味の谷とは!?

いきなりですが、この写真をみてください。

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どうですか?「あぁ、可愛いね。」「学生さんかな?」って感覚ではないでしょうか?

でも、実はこれCG(コンピュータグラフィックス)なのです。実在しないのです。このリアル度から、「不気味の谷を超えた」と言われています。

「不気味の谷」と言う言葉ですが、ロボットやCGが人間らしく作られるにつれて、どんどん共感的になっていくけれど、ある時点で突然強い嫌悪感に変わる(不気味に見える)現象の事を指していて、それを超えると「人間と同じ」と判断してまた共感的になっていくそうです。その嫌悪感の部分が感情的にマイナスになるので、「谷」と名付けられたのでしょう。ある程度までは「あぁ、これはコンピューターグラフィックだよね。」って完全にわかる時代から、どんどんリアルさを増してきていて、「あれ?なんかこれ気持ち悪い。」と言う感じが訪れる感じでしょうか?

で、ついに改良を重ね、何年もかけてこのCGが作られたようです。

最近の若い人は、プリクラで「デカ目」補正したりしているので、僕としてはそっちの方が「不気味の谷」なんですけれどね、そういう補正された写真を見て気持ち悪いと思うのは僕がおっさんだからでしょうか。

まぁ、これはCGですが、演算能力とかが飛躍的に向上し、この技術でフルCGを作ったら、誰も傷つかない作品ができそうですね。
(ちなみに、だいぶ前にファイナルファンタジーが何を思ったのか映画化しましたが、残念な事にこのCGが「不気味の谷」の良い例として扱われています。)

CGは凄いスピードで進歩しています。コンピューターの性能もこれからどんどん上がっていくと思うので、今までネックだったレンダリング(実際に書き込む処理)の演算処理も上がっていくでしょう。

2020年の東京オリンピックは、プロジェクションマッピングでCGがガンガン動くある意味「日本らしい」開会式があるかもしれませんね。もしかしたら、その頃には3Dホログラムももっと進化しているかも。
とにかく、こういう(変態的な)研究は日本が秀でている部分がありますので、もっと国は助成金を出して、伸ばしていって欲しいですね。

CGはより、人間らしくなっていって、実際の人間の写真がPhotoshopなどで補正をかけている昨今、どちらが「本物」なのか分からなくなってきますね。

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