若い頃からハゲを気にして生きています。もともと自分は髪の毛が薄い方だと思っていたし、若い頃からおデコが広かったのがコンプレックスでした。
中学生の頃から、「お前、ハゲるぞ。」って言われたり、高校時代も髪の毛にコンプレックスがありました。
自分のハゲのスイッチが完全にONになったのを今でも覚えています。当時、僕は5:5の中分けだったのですが、ある時仕事帰りの横浜のデパートのエスカレーターに乗っていて、上を向いて鏡(?)を見た時に、ちょうど分け目がスカってたんです。ショックでした。
「うわー、ハゲ始まったーー!」と。
それから、シャンプーとかにも気をつけましてね。頭を洗って手櫛(てぐし)をした時に絡みつく髪の毛を見ては、「お、終わった…。」と思っていたものです。
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それから育毛剤を使ってみたり、当時出たばっかりのリアップを使ってみたりしたんですよね。でも、おデコは広くなりましたが、いわゆる「頭皮が透けて見える」ような状態にはならなかったんです。
その後、美容院に行くようになってわかるのですが、僕は「女性のように髪が細い。」だけであって、毛量は結構あったようです。どうりでよく梳かれる訳です。
とは言え、「髪の毛があるうちしか(髪の毛では)遊べない!」と言うなんだかへんてこりんなポリシーがありましてね、本当に脱色やパーマをあてておりました。
それでも、髪の毛はなんとか耐えてくれていたんですけれど、32歳の頃にやっちまいました。魔が差したのか、金髪にしたんです。それも美容院ではなくてハイパーブリーチを何回もかけて金髪にしました。
これをきっかけに前髪のコシが全くなくなってしまいました。これは今でも後悔しています。
でも、30代後半になってくるにつれてですね、あんまり髪の毛に執着しなくなったというか、「まだ、激しくハゲてないからいいかぁ。」なんて思うようになりましてね、脱色とかパーマもほとんどしなくなりました。
今、40歳を超えているのですが、おでこは広いですが、まだ大きな問題はありません。独身ですが、40歳を超えたので、もうハゲてもいいかなぁ。って。昔から、「30歳まで持てばいい!」とか思って生きてきたので。
なんか気にしなくなった途端に抜け毛が減ったと言うか、安心し始めました。皮肉なものですね。
って事で、髪は長い友達なので、(髪の毛ある限り)このまま付き合っていきたいと思う次第です。