ゴッドタンと言う番組があります。土曜日の深夜にテレビ東京でやっている番組で非常にバカバカしい企画が多くコアなファンが付いています。
今回の企画はバカヤロウ徒競走という名物企画で、まず普通に50m走ってもらい、その後自分を蔑ます演劇を観た後「バカヤロウー！」と怒りに任せて走るとタイムは縮まるのか？という内容の企画です。
大抵は2週間に渡って放送されます。
今回のターゲットの1人はおぎやはぎの矢作兼さん。
最近、矢作さんのモノマネで注目されている長谷川さんが20年後の矢作さんをモノマネして演劇が繰り広げられます。
1週目は20年後に業界の飲み会に参加してウザがられる役でした。「もうおじいちゃんだからもうすぐ寝るよ。」みたいな感じ。これは切ない。
でも、笑えました。
で、第2回（後編）なのですが今度は病床に臥せっている矢作さん。独身なので薬を飲むのも一苦労。そんな中、若い女の子に扮した詐欺師に騙されそうになります。
そんな中現れたのは小木さん。（20年後の設定）「バカヤロウ！詐欺師もわからない位にショボくれたのか！」と一喝。で、その後が「なぁ、矢作、一緒に暮らそうよ。まある（娘）も嫁に行って一部屋空いてるしナホ（奥さん）と居ても寂しいし。」「なぁ、一緒に暮らそう！」
「お、おう。」と言うところで矢作さんが絶命して、「バカヤロウー！」な訳なのですが、これが妙にリアルでしてね。
なんか小木さんの優しさに感動してしまいました。（勿論、脚本ですが。）
でも、おぎやはぎの仲の良さがあるから書けた脚本とも言えます。
実際の話になりますが実は小木さんの方が結婚して子供もおり子育てや夫婦生活をしている分、ある意味矢作さんより常識人なのかも知れないですね。
それにしても65歳になっても独身の矢作さん。安易に想像が出来てしまいそうで…
最後に「本当に小木さんが言ってきたらどうする？」と言う劇団ひとりの問いに照れながら「一緒に暮らす」と言った矢作さん。
またひとつおぎやはぎが好きになってしまいました。
本当に面白い。ゴッドタンの中ではしゃいでいるおぎやはぎが大好きです。
追記
めでたいことに、矢作さんも2016年12月に無事結婚しました！これで、老後に若い女に騙される事ないですね！おぎやはぎ、これからも飄々と下世話に生きてもらいたいものです。
