清水富美加さんが芸能界を引退して幸福の科学へ「出家」しました。僕は特段ファンと言うわけではありませんでしたが、ちょっと驚いたニュースでそた。ちなみに清水富美加さんはのん(能年玲奈)さんが在籍していたレプロと言う芸能事務所所属です(した。)
僕が清水富美加さんを知ったのはテレビ東京でやっていたSICKSってドラマです。「あぁ、綺麗な人だなぁ。」って思っていた感じです。
その後はYoutubeで番組の企画か何かでギターを演奏しているのを見て「あぁ、楽しそうに仕事しているなぁ。」って感じ。
本件で、芸能界では色々な意見が出たようです。(あんまりテレビ見てないのでネットからの情報メインです。)
カンニング竹山さんは「今ある仕事を片付けてから辞めるべきだ。」
さまぁ〜ずの三村さんは「せっかくの一握りの世界に入れたのだからもう少し頑張れば良かったのに。」
その中で、僕が1番腑に落ちたのが伊集院光さんのラジオです。
“深夜の馬鹿力”では「むかし、水を飲まないでうさぎ跳びしていた人たちが『俺たちが出来たのになぜ出来ないんだ!』と言うのに似ている。」と。
翌日の”伊集院光とラジオと”(タイムフリーがあるので移動時間とかで聞けました)では、「みんなが揃って『仕事を片付けるべきだった』という風潮がおかしいのではないか?彼らは出来た。結果的にコメントを発せれる人だけれども、今はそういう時代じゃないんじゃないかなぁ?」と。
辛いから、今ある仕事が出来なくなったから辞めた。
さて、この話を高橋まつりさんの自殺で労働時間に問題を呈した電通に置き換えてはどうでしょうか?考え方は180度変わるのではないでしょうか?
「死ぬなんて、会社を辞めてしまってもまだ人生はあったのに。」と、なりますよね。
「死ぬ前に今ある仕事を全部片付けてから死ぬべきだ。」なんて言う人はいないはずです。「今ある仕事を片付けている間に容赦なく次の仕事が入る」のがブラック企業ですから。
最近はブラック企業と言うのも流行ってますよね。そう言うところに勤めて精神を病みそうになっている人には、「辞めてもいいんだよ。」って言うはずです。
学校でイジメにあって登校拒否になる子供にも「逃げてもいいんだよ。」と言う意見は多いのでは?と、思います。
確かに精神的に消耗してしまい自分を見失いそうになった時は心療内科に行くのが一般の人の行動だと思います。医者が休みが必要と診断書を書いてくれれば休職も可能ですし、転職を考える時間だって出来るはずです。
清水富美加さんが仕事を全て捨てないと行けないような状態にあった事、そこに注目しないのは何故でしょう?
月給5万円とか、新人の頃は歩合なのに売れたら給料制と言う意味の分からない点(普通は逆)はありますが、そこは論点では無いと思います。
例えば清水富美加さんが傷害事件を起こしたり薬物で逮捕されたとしたらそのことによって、メディア(出演予定の番組や映画など)の損害賠償は清水富美加さんに行くかもしれないです。
でも、会社とかでも、なににでも当てはまる事だと思いますが、「なんで、ここまでになるまでに誰かケアしなかったのか!?」ってなりますよね。大抵、問題が起こってからです。
まぁ、あと、女性としては体力では無い点で「女性を武器」としなければいけない場面もあります。会社でも飲み会に女の子が来ると盛り上がりますし(昔は会社の飲み会とかでもそのために女性が連れて行かれたりしました。さすがに今はないと思いますが、女性の営業とかはそういう意味で頑張っている面もありそうです。)、普通の社会ではありませんが芸能界には「枕営業」もあると聞いています。(これは信じたくないですが。)
僕は無宗教なので、彼女が「幸福の科学」へ出家する事についての事は書きません。彼女がそこに精神の安定を求めたのなら他の人は口出しできないんです。それが宗教なんです。難しいですけど。
ブラック企業と呼ばれる会社が蔓延るように芸能界にもブラック事務所があるのでしょうね、きっと。それは僕たちが想像もつかない世界なのかも知れません。