本日、お昼に北海道のおじさんより電話がありました。何かと思って出ると「パソコンがウイルスに感染した。直すには電話をかけろと書いてあったので、電話をしたらお金を取られそうになった。」との事でした。よかった金の無心ではなかった。
まぁ、コンピュータの世界になったらこちらのフィールドです。まず電話で聞いて不明な点が一つ。ウイルス感染のポップアップが出たがそこに電話番号が書いてあった、との事。そのおじさんはカスペルスキーのウイルス対策ソフトを入れていたので、こういう事象は起こらないですし、実際に起こっても、「電話番号」を表示してかけさせることは皆無なのです。大抵はメールアドレスか対策ページのリンクが貼ってあります。
おじさんから電話番号を聞いてメモ、後でかけ直しますと言ってネットで電話番号を調べてみると、直ぐにウイルス詐欺のページにヒットしました。ビンゴです。
その後、家に帰ってから事情を説明し、リモートでおじさんのパソコンに入って安全を確認しました。無事、落ち着いたのですが、お金を払っていなくて安心しました。僕に電話をかけてくれてよかった。変に困ってお金を払っていたらいくら取られたかわかりません。
と、今回はウイルスの件でしたが、スマホ・携帯を持っていても、時折アドレス帳に登録していない電話番号からかかってくることがあります。僕は興味本位で出てしまうのですが、心配な人も多いでしょう。
その場合、まずは電話に出ずにその電話番号をGoogleで検索してみて下さい。それで検索結果が出てくるようであれば、それは詐欺の電話の可能性大です。検索してみて出てこなかったら、再電話してみても良いかもしれません。連絡が途切れていた友人かもしれないので。
世の中、インターネットが発展してからインターネットを利用した「情弱ビジネス」が流行ってます。エロいページをみていて、いきなり会員登録されてお金を払う…なんて場面もあるかもしれません。でも、こういうのは払わなくてOKなんです。裁判所に訴える？なんの罪で？って感じです。
インターネット上でお金が発生する際は大抵クレジットカードの番号を登録します。その時のアドレスは鍵付きアドレス（https）になっているはずです。
それ以外の変な請求や脅しは全部無視しましょう。無視で問題ありません。それ以上みなければ良いのです。
不審な番号はまずはインターネットで検索。最近はそういう迷惑電話を集めたページも増えているので、それを利用しない手はないです。ぜひ、活用していきましょう！
