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サザエさんは東芝の殿様精神の反映?

さて、かつての日本の大企業、絶対に潰れないと思われていた東芝が経営の危機です。決算発表を1ヶ月伸ばしましたが、そろそろ発表の時期ですね。
国のお金が入ったとしても今までのように大企業としてやっていける可能性は低いです。

そんな、東芝の経営がピンチになると必ず言われることがあります。それは「サザエさんのスポンサーはどうなるのか?」と言う事です。

東芝と言えばサザエさん
サザエさんと言えば東芝でしょう。
(日立の木ってのもありますが、あと世界!ふしぎ発見も。)

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しかし、そのサザエさんにも弱点はあります。それは現在の家庭状況とあまりにも乖離があると言う点です。

世田谷に一軒家(それも平屋)があり、波平とマスオはほぼ定時に帰れる生活。(帰りに偶然出会って屋台で飲んでたりします)

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電話は固定電話を使わない。廊下がありそこに電話がある。小学生は坊主か坊ちゃん刈り。

こう言う(歳をとらない)アニメの宿命なのかも知れませんが、安泰だから変わる必要が無いと言う慢心。

昭和から変わらないモラトリアムの繰り返し、12/31の次の日は1/1だけれども年(年齢)は変わらない。また同じ365日が繰り広げられる。

今の核家族やワーキングプア、保育園問題、そう言うのを見て見ないふりをしてサザエさんの世界の家庭はほのぼの日常を過ごします。

今まではこれでよかったと言う慢心。変わらなくても良いと言う慢心。

この慢心こそが、現在の東芝の経営状況、企業体質を表しているのではないでしょうか?

サザエさんももう長年見ていませんが、薄型4Kテレビで、カツオはスマホでゲームをしてマスオさんは残業代未払いで生活困窮、サザエさんも、たらちゃんをフネさんに預けてパートで生活を支える。

そんな、平成サザエさんが今の東芝には必要なのではないでしょうか?

大企業は「動きが遅い」と言われています。昔は巨大な一歩で変化を受け入れていました。
だから変化がゆっくりしている時代は良かった。でも、今は物凄いスピードで世界は変化しています。物凄いスモールビジネスがパイを獲得できる時代です。

今までのワークスタイルでは無理が出てきます。残業をすれば良いと言う訳ではないですが、「俺らの頃はこれで良かったんだ。」と言う経営陣がいる限り、この呪縛は続くのでしょうね。
また、人間性も変わってきています。今までゴマをすって昇進してきた人々が残っている限り今の若者は受け入れません。
実力でのし上がる。できれば経理者ではなく技術者が舵を切らないとこの国は変われないような気がします。

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