ある日、藤沢に用事があったんですよ。まぁ、肝臓に効く注射を打ちに行ったんですけれどね。 昔、藤沢の近く駅の社員寮に数年間住んでおりましてその時は「街に出る」と言えば藤沢だったんですよ。タワレコも(小さいながらも)東急ハンズもあったので。
でも、藤沢って神奈川でも微妙に地味な駅でしてね、別の街に引越ししてからめっきりと藤沢に行くことが無くなってしまいました。出張で行くくらいですね。
「xxしたいから藤沢に行こう!」って気持ちにならない街です。寂しいですが。
と、言うわけで久々の藤沢です。
せっかく藤沢に行くのだから何か食べようと思ったんですよ。で、移動中にスマホで検索すると、ラーメン屋さんも多い模様。とは言え家系ラーメンはどこでも食べれるのでNGですね。
色々と見て行くと、『サンマーメン』の店がありました。
サンマーメンとは横浜特有のラーメンでして、秋刀魚が乗っているわけではなく、もやしベースの野菜あんかけが乗っているラーメンです。(まぁ、五目あんかけラーメンだと思ってもらえると一番確実です)
そうこうしているうちに、藤沢に到着。あぁ、懐かしい。
で、南口出てすぐの左のダイアモンドビルの地下一階に店があるとの事。
うわー、懐かしい。
僕が住んでいた頃からある店みたいだけど全然存在を知らなかったんですよ。インターネットがほとんど無い時代だったので、食べログみたいなサービスも全然なかったんですよね。本当に藤沢では食べ物にこだわらなかったですね。
階段を降りていくとそのお店がありました。名前は「古久家(こくや)」と言います。
初めて行く店は勝手がわかりにくいのですが、この店は入り口で注文する先払いタイプでした。メニューは消費税抜きなので注意が必要です。
670円のサンマーメンを723円でお支払い。まぁ、関東のラーメンとしては普通の値段ですね。まずはその店の名物から食べるのが僕のおすすめです。この店だとサンマーメンですね。
ちなみに休日(土曜日)の12時前から入店したんですけれど凄い混んでいて相席利用が多かったです。僕も相席でした。
相席の相手は、常連さんのようで昼から日本酒を飲みながらの読書をしているご老人でした。地元ならではの自由な雰囲気も感じられます(一緒に頼んでいたラーメンはのびのびのようでしたが)
店内の撮影はしませんでしたが、どこか昭和の食堂を感じさせてくれる作りでした。昔からやっているって感じですね。雰囲気としては悪くありません。
さて、僕のサンマーメンが到着!
麺は太め。腰はそんなに無いストレートな感じですね。
スープはアッサリとした優しい味。神座(かむくら)のラーメンスープと同じ雰囲気を感じました。
麺は思ったよりも太かったです。もっと細麺だと思ってました
お店のポイントとしては、どれだけ混んでいても、水を給水してくれる店員がいた事ですね。僕はすぐに水を全部飲んでしまったんですが途中でお水を注いでくれました。こう言う小さなサービスも嬉しいですね。
もちろん、完食です。僕が食べ終わる頃には相席の常連さんは帰っておりました。麺を大量に残して帰ってたのが印象的ですね。常連さんは食べたい時に食べたいだけ食べて(酒を飲んで)帰るのでしょうね。
藤沢名物!ってものはそんなにありません。もし、藤沢に行く用事がある時にはこう言うお店も是非!地元の雰囲気が堪能できますよ!