2017年、iPhoneなどのスマホでは写真が綺麗に撮れすぎる!と、何故か使い捨てのカメラである”写ルンです”が再び人気なのだそうです。
どうにも、あのフィルムの感じが良い(エモい)のだとか。いやー、若い人は色々と贅沢ですね。綺麗になりすぎたら過去のフィルムですか。
僕の高校生や新社会人の頃はスマホも無かったので勿論”写ルンです”を持っていました。同期の飲み会があったり、旅行する時は”写ルンです”を誰かが買って行ったものです。
フィルム型なので、現像するまで仕上がりがわかりません。その場で確認できませんですからね。基本的にピンボケはしないカメラですが、たまにブレたりもしたものです。
あとは、デジタルデータでは無いので他人に渡す時は”焼き増し”と言う行為をしたものです。(その時にこっそり「みんなの写真を撮っている」と言う名目で意中の人を写真に撮ったりしたものです。甘い思い出)
僕はスマホをiPhoneにしてからの過去の写真は全て自宅のiMacのiPhotoに格納してあるのですが、それまでのガラケーの写真とかはもうありません。高校時代と新人時代の写真は段ボールに格納されています。ネガはあったり無かったり。
今、考えると、写ルンです時代からガラケーの写メの時代にになりますが、ガラケーの写メは殆どプリントもしませんでした(文字通り写真をメールする為にしか使わなかった)し、機種変更と共に失ったりして1番不遇な写真だったのではないでしょうか?SDカードとかに残っているか、当時は色々な規格があったので、もう覚えていません。
あとは、一眼レフなどを試した事はありますがそのデータもiPhotoに格納してあります。便利な時代ですね。
それにしても、スマホの写真にもレトロ加工をするフィルターがあるのに、何故、今、写ルンですなのでしょうか。撮りきるまで勿体無くて現像に出せなかったあの時代、色々と思い出してしまいます。
と思って調べたら今は写ルンですの写真をデータ化してくれるサービスがあるそうです。そして、それを加工してSNSに上げるのが流行っているとの事。やはりSNSか…この世代の若者達はSNSを燃料に生きているんだなぁ。これが今の時代なんだなぁ。なんて思った次第です。
僕の頃にはそういうの無かったからなぁ。羨ましくもあるけれど、リアルに会って写真を見せ会った方が楽しいのになぁ。なんて思ってしまうおっさんなのでした。昔はそれで良かったのに。
SNSが廃れたあと、孫とかできた時に孫に昔の写真を見せる時はどうするのでしょうかね?「昔はInstagramってのがあってのう。」「おばあちゃん、それ教科書で習った!おばあちゃんもやってたんだ!」なんてならないように何かの形で保存しておきましょうね。
では。