さて、初めて買うギターはどんなものが良いか?と言うエントリーを書いて見たいと思いますが、当方はプロギタリストではないですし、趣味の範囲で下手ギターを弾いている身分ですので、あくまでも「こう言う考え方もあるよ」程度に理解していただければ幸いです。
もし、これを読んでいる人が中学生とかなら、30000円位のギターのおねだりで良いと思います。高校生なら、ちょっとバイトして60000円位ですかね。
一般的に5万円、10万円、20万円を境目にギターの質が上がっていくと言われています。30万円以上のギターはもう趣味の世界になり、「高いから正解!」と言う訳ではないようです。
今、形だけで選ぶならよほど特殊な形でない限り、メーカーさえ選ばなければ安い価格帯でギターはあります。
もちろんチューニングは狂いやすいですし、いい音は出ないかもしれません。
でも、僕はそれでいいと思うんですよね。裕福な家庭とかでいきなり30万円位のギターを買ってもらえるならそれが一番いいと思うんですけれど、なかなかそうは行きません。
また、両親が楽器をやっていると理解が高いかもしれませんね。僕も楽器屋を冷やかしていると、両親同伴で楽器を探しにきている家族をよく見ます。
なので、ストラト、テレキャス、レスポール、SG位の形なら安ギターがあるのでそれで良いのでは?って思うんです。
後は、気に入った色のを買えば良いと思うんですよ。
それで、その安いギターで練習すればいいと思うんですよ。チューニングは狂いますが、基本的に、毎日ギターは弾く前にチューニングを合わせるものです。高価なギターでも。また最初はいい音なんて鳴りませんよ。押さえ方がなってないから。これは誰だって仕方ないんです。
たまに、最初から高いギターを買う人もいるかもしれませんが、ネット(Youtubeなど)で出ているような音って鳴らないと思いますよ。
逆に安ギターでも、弾く人によってはいい音が出たりします。まぁ、それでも限界はあると思いますが、本当にちゃんとしたレコーディング環境とか高いアンプで大音量で鳴らすとかでなければ変わんないと思うんですよね。
本当に、面白いもので、同じギターでも熟練者が弾くのと初心者が弾くのでは音が全然違います。なので、最初はその熟練者(もしくはお店の人に簡単に試奏してもらって)を見習いその音が出るまでお金を貯めながら、練習すればいいと思うんですよね。
そして、実際にお金が貯まって欲しいギターが買えるようになった時、その時はきっとお店で試奏しても十分恥ずかしく無いレベルになっていると思いますし、「え!高いギターってこんなに音が鳴るの!」と言う理解も出来ると思います。
電子楽器(シンセサイザー)などは基本的に誰が弾いても同じ音がするのですが、金管・木管楽器やギターなど、「一見見た目は変わらないけれど、値段がピンキリ」と言う場合はまず自分の予算で買える楽器を買って、お金を貯めながら練習するのが結局の所一番なんじゃ無いかな?って思います。
あと、ある程度ご年配の方で、「趣味でギターやろうかな?」なんて人もお金があるからと言って最初から高いギターは買わなくて良いと思います。試奏すると店員にすぐ「お前にこのギターを弾く価値はねぇ」ってバレますから。顔には出しませんけれど。
かと言って29800円のギターを買うのもアレなんで、10万円を予算に考えてみると良いと思います。