よく、ずっと会社勤めをしていると、同じ組織内の世界に閉じこもってしまい外が見えにくくなると言われています。ブログで生計を立てているような人がよく言いますよね。
確かに内勤とか、公務員（役所勤めの方）はそうかもしれませんね。
でも、僕の仕事はSIerと言う業務形態で所謂システムエンジニアって奴です。これは基本的にお客様先に言って要件を聞き開発をする作業で短くて1年。長くて2年程度かかります。結構ちょうど良い長さ何ですよね。
言ってみれば、会社の組織は変わらないけれど、勤務場所や一緒に仕事をする仲間などがその周期で変わることになると言うことです。勿論、何度か一緒になるメンバーも多いですけれど、それ以上に新しいメンバーとの出会いが大きいですね。
自分の上司は面談や旅費申請の承認をする位で僕のような比較的大きい企業に入ると数年でローテーションしていなくなってしまいます。
なので、キツイ部長とかが配属されても、一生我慢する必要はないです。数年で変わるか、最悪社内で自分の所属を変えてもらうように言えばいいだけです。
僕は20年以上、この仕事をやっている訳で、そう言う環境が変わることを”転職”と例えるならば、10回以上は転職している事になります。勤務地も福島だったり北九州だったり名古屋だったり。遠隔地の住居代やそこから自宅に帰る（週１や月１）旅費などは全て会社が持ってくれるので、その土地特有の食べ物が食べられたり、文化に触れたりする事もあります。
また、うちの会社は出張で使ったマイルを自分で使うように推奨しているので、出張で貯めたマイルで田舎に帰る事も出来ます。マイルは国内線は一律一緒なので九州から北海道に帰ったりしました。お得ですね。
また僕の職業の特徴上、技術的に「ちょっと応援に来てくれ」と言われて2〜3日出張する事もありますし、初めての顧客先にデモをしに行く事もあります。前日入りすると大抵地元の居酒屋とかで美味しいもの食べれますし営業も一緒だと奢ってもらえたりします。特権です。
なので、サラリーマンと言えばサラリーマンなんですけれど、結構刺激的なんですよね。
勿論、頭が固くなってしまわないように、アンテナを立てたり周りの同僚との情報交換などはしています。
管理職になったりしたらツマラナクなってしまうかもしれませんが、僕の会社は課長レベルくらいまではガンガン現場に出ています。僕はマネージメント（特にお金の管理など）は苦手と言うかガンガン技術で生きていきたいので生涯現場でいいと思ってます。
まぁ、サラリーマンでも結構刺激的な生き方出来てる人もいますよ、って話です。
