最近の若い女性の間でInstagramが大流行です(と言っても数年前からですが)。気がつけばTwitterやFacebookよりも流行性のあるSNSになってしまいましたね。
Instagramってのは写真がメインです。言葉がメインのTwitterとも違うし、リアルな友達との実名で繋がるFacebookとも違う。
今日のファッション、今日食べたもの、綺麗な風景。そんな写真での繋がり、写真のセンスがものを言うSNS。
美人だから人気が出るわけではない、かつ、食べ物、飲み物のセンスを問われる。為に、”その時食べた物を撮る”から”インスタ映えする為にその食べ物を食べに(写真に撮りに)行く”なんて本末転倒な始末。
僕としては、特段意識して撮るものはありません。行動している間に撮りたくなる写真はあるかもしれないけれど、写真を撮る為にそこに行くようなカメラマンのような動きはしません。カメラって言ってもiPhoneですし。
まぁ、美味しいものを食べてブログを書くときに参考画像として撮影するくらいですね。
僕にとって、写真は偶然を収めるもので、あまり狙って撮らないようにしている。
実は歴史を話すと、最初のInstagramって、正方形(スクエア)で写真を撮れてフィルターを簡単にかけられるって感じで「画像編集アプリ」だと思ってたんです。
まさか、ここまでSNSに特化するとは僕には全然思っていませんでした。(正直今でも思ってません。)
今はiOSの標準のカメラでスクエアが撮れるようになったので一気に使わなくなってしまいました。
まぁ、アカウントはあるんですけれど、ね。
ただ、今は”インスタスポット”みたいに、「ここで写真を撮るとインスタでいいね!付くよ!」とか、「ここのご飯、インスタで人気だよ!」みたいになっちゃってますよね。
これは、情報操作ができるって事を意味しています。
インフルエンサーが撮った場所、お店が人気になるんです。
つまり、これは広告なんです。なので、Instagramのトップランカーの人には「ここを紹介して(ここでインスタ上げて)下さい。報酬は…」みたいな世界があるかもしれません。いつまでもCMだけが広告って訳ではないのですよ。
昔、キムタクが付けていた時計やダウンジャケットが爆発的に売れたと言う歴史があります。昔はTVの中の役者がその役を受けていたんです。
でも、今はInstagramで最も見られる人に宣伝を打ってもらうのが一番効果的。
時代は変わっているのですね。