最近も、衆院議員の上西小百合さんが、Twitterで「くたばれレッズ!」と呟きました。
その後、無事炎上したのは言うまでもなく。
上西さんって、衆院議員ですから、”公人”ですよね。税金から給料をもらっている人です。
なので、発言には気をつけないといけません。
でも、実際のサッカーファンであれば、今回の原因となった、浦和レッズとドルトムントの国際親善試合について、「レッズ手を抜いているのかな?」とかそう言う意見ってあって当然なんですよね。
上西議員が熱狂的なサッカーファンであれば、このような思いが出てて来てもおかしくはないと思います。
でも、それを公人のアカウントとして、ツイートするのは「?」だと思うんですよ。
公人や、Twitterの公式アカウントは、ある程度の発言力がある事を意識しなければいけないと思うんです。だから、ちょっとした呟きがすぐに炎上に繋がる。
なので、”私人”として呟きたいのであれば、別のアカウントを取って、別におおやけに公表しないで、呟いていれば良いと思うんですよね。
僕も、会社の看板を背負って(会社の一員として)会話するときには気をつけるようにしています。思っていても言わない事もありますね。僕はいいかもしれませんが、それによって会社にマイナスイメージを与える事は良くないと思っているからです。
その代わりプライベートなTwitterアカウントは会社の事は一切呟かない(特定されるような書き込みをしない)用に気をつけていますし、その代わり自由に「おっぱい」とか呟いています。
それでいいと思うんですよね。
なんで、今の状態って逆の意味での”公私混同”なんです。”私人”のつもりで呟いても、そのアカウントが”公人”としてのアカウントであれば、”公私混同”と捉えられてしまいます。つまり、「公人がこう言うことを言っていいのか!」となるわけです。
公私混同は、主に自分が得になる行為に対して使われる言葉ですが、逆の自分が損をする行為をしているんですよ。
例えば、日経新聞のアカウントは事実を公平に伝える事により、信用を得ています。だから、「○○さん、エロい体してるなぁ」とは呟けない訳です。
個人、私人として呟くのが自由であり、そこで議論が出たり批判意見で”炎上”するのはあるべき姿だと思うんですよね。
そこに”公人”アカウントを使うから問題が起こるんです。
昔、蓮舫議員が「息子がDSのマジコン(コピーソフト)を探しているのですが」と呟いた事がありました。議員が違法ソフトについて質問(欲しいと言う意味で)しているので問題になりますよね。
でも、実際、ゲームソフトは高い。奥さん連中では実際にマジコンを買い与えている人も多かったと思います。もちろん、違法ですが。
蓮舫さんは、その母親として発言したのかもしれませんが、公人アカウントで話すと話が変わって来ます。
言いたい事も言えずに、ではありません。「誰の立場で言うか」が大事なのです。
少し考えればわかるような事だと思うんですけれど、なんでそう言う事に気がつかないのかなぁ。って思います。
うーん。