最近、蕎麦を食べてないんですよ。立ち食い蕎麦はたまに食べるんですけれど、ちゃんとした蕎麦屋さんで”もりそば”食べたいんです。で、最近、大人になったと言うか「天ざる」が好きになりましてね。サクサクと天ぷらを食べながら蕎麦をすする。実に粋ですね。大人はこうでないと。
でも、高いんですよ。最低でも1200円位するでしょう。んで蕎麦の量は少ないし…うーん、大人を気取るのはお金がかかるものです。
って事で、そこから頭が天ぷら脳になっちゃいましてね、「天ぷら食いたいなあ」って思ってたんです。蕎麦どこ行ったのよって話ですけれど。
しかし、天ぷら屋は高そうだし敷居が高い！
でも、そんな庶民の味方があるではないですか！その名も「てんや」！！
1000円あればたっぷり食べれます。
で、僕は「てんや」で食べるときは天丼じゃないんですよ。ガツガツ食うのは子供ですよ。大人は「天ぷら定食」です。ほうれん草のお浸しも付いてきますし、ご飯もお代わりし放題です！うーん！「てんや」行きたい！
てな事をTwitterで呟いたんですよ。本心です。
そしたら、リプライがありましてね、「てんや」からです。なんと50円引きのクーポン券の画像が付いてました。
おぉ、これで一気に「てんや」に行きたくなるー！
多分、キーワードで引っ張って自動回答するbot(機械会話システム)だと思うんですけれど、こう言うのってもの凄い安価で打てるキャンペーンや広告だと思うんですよね。この場合、「てん娘（こ）ちゃん」がそれにあたりますね。
ちなみに、botだろうと書いたらこんな返事が来ました。
ありゃりゃ。
「てんや」で食べよう！って広告打つよりも、「てんや」と呟いている人に50円割引クーポンを送る、と。クーポンと言っても電子データなので紙を刷る費用も発生しないです。
実に効率的。
今まで、こう言う自動返信みたいなのは何回も経験あるんですけれど50円クーポン付いて来ると言うのは初めてです。「てんや」素晴らしい！わかってらっしゃる！
これからこう言うSNSを利用した宣伝広告って流行るんでしょうね。CMみたいに強制的に見せられるのではなく、興味を持ってる人に直接広告を打つ。Win-Winですね。
んで、こうやって「呟いたら50円割引してくれた！」なんて言うと他の人も呟くかもしれないし、結果的にはタイムラインに「てんや」の文字が増えて来るかもしれません。そうすると知名度も上がって来ると言うものです。ステルスマーケティングならぬダイレクトマーケティングです。
なんか、もの凄いシンプルなシステムですけれど、「うーん、よく考えたなぁ」と思った次第。こう言うの増えるといいな。
