はてなブックマークを見ていたら「休日こわい」と言うエントリが上がっていて、最近僕もちょうど同じ事を思っていたので書いてみようと思います。
休日が完全にヒマになってきたのは、35歳位からだと思います。
18歳で会社に入った時は寮生活をしていたので、週末になると同期の誰かと最寄りの繁華街である横浜に行きなんやかんや過ごしていました。
20歳はまず、仕事が忙しかったですね。休日出勤が当たり前の時代でした。その分、賃金も増えるので結構リッチに過ごしていたような気がします。
土日は仕事ですが、夜は遅い時間からでもプロジェクトメンバーと飲みに行ったりしていたのでそこそこ楽しかったと思います。
また、その頃はまだ、「ゲームが楽しい！」って思えてたので、週末になるとゲームばっかりやってました。あと、体力があったので、昼までぐっすりと眠れていたんですよね。
30歳の頃は、仕事で福岡（北九州・小倉）に行っておりました。見知らぬ土地ってのもあったし、後輩が車を持っていたので二人でパチンコに朝から並んだり、夜は合コンしたりしてましたね。
んで、その仕事も終わったころに彼女が出来ました。その彼女ってのが予定をガンガンいれて僕を連れまわす系の女性でしてね、土曜日だってのに朝の7時から待ち合わせして行動するほど。日曜日も大抵22時位まで拘束されていました。
でも、今思うと楽しかったですね。自分ひとりでは絶対に行かないような所に結構行きましたから。
その彼女とも別れるんですけれど、そこら辺からですかね、ヒマを感じるようになってきたのは、当時は会社の近くに引っ越していて、その街に友達もいなかったので、本当に家は「寝に帰る」感じだったと思います。
休日はパチスロばっかりやってましたね。悪い習慣なんですけれど、する事がないんですよ。
朝は比較的早く目が覚めてしまいますし、TVも面白くない。なにかのめり込めるゲームがあるかと言うとそういう気力もわかない。
ただ、よくやっていたのは、ラジオ（当時はまだradikoが無かったですが、Podcastがありました）を聴きながら川崎まで散歩するってものです。大抵片道20分弱。まぁ、ウォーキングは体にいいだろう、時間も潰せるし。って思っていたんですよね。
でも、川崎に行ってもする事がないんです。ただ、ブラブラするだけ。僕はギターが好きなので御茶ノ水とかまで行けばギターをみて時間を潰せるんですけれど、川崎にはあまり楽器屋がなく（ある事にはありますが）、ギターの種類の貧相だったんですよね。
なんで、適当に飯を食ってまた歩いて帰るか、定期があるので電車で帰るような感じでした。家についても、まだ午後。「何をするんじゃい！」ってな気持ちにもなります。
数年前は川崎に住む同期とゴルフの打ちっぱなしに行ってました。これは午前中ずっと打ちっぱなしをして、川崎に移動して飯食って解散ってな感じでしたがまぁ、楽しかったです。その後、その同期のゴルフ熱が冷めてしまい、最近はご無沙汰です。
ただ、去年、僕が住んでいる町にいい飲み屋を見つけましてそこ経由で友達が出来ました。まぁ、そういう意味では少しは進展があるんですけれど、夜、飲みに行く店の友達と昼に何をするか？って言うとあんまりないんですよね。友人に予定が入っていたり。
なので、最近は、横になってラジオを聴いてます。そのうちに眠気が来ればしめたもの！って感じです。うーん、無駄に過ごしている。
こういうの「休日うつ」って言うんですかね？
なら、仕事していた方がいいわ！ってな気持ちも沸くんですけれど、「とはいえ、休日まで仕事とはねえ」ってな気分もあります。凄い作業量があれば、休日出勤するんですけれど、最近はそこそこ残業しなくてもこなせる作業量。
さて、はてなブックマークに載っていた「休日こわい」の人は、まだ20代後半。彼女もいないようですし、彼女が出来れば、何か変わると思いますよ。僕自身そうでしたから。
それにしても、ハマれる趣味が欲しいものです。そういうの一つあると違うと思うんですけれどね。
と、思いながら刹那的に生きている僕でした。
