日テレの年末年始はガキの使いやあらへんでの「笑ってはいけない」シリーズが続いていますね。僕は2016-2017年を録画していたのですが、一回も見ることがなく2017年の年末にHDDから消してしまいました。
で、年末年始は帰省していたのですが、今回は録画すらしませんでした。
でも、北海道の実家で最初の着替えの部分までは見てましてね、毎回最後に着替える浜田さんがオチになっているのですが、今回はエディーマーフィーのような感じでした。これが似合ってましてね、思わず笑ってしまいましたよ。
翌日、2018年。今回は何か笑うポイントがあったのかな?とネットをみておりましたら、意外にも黒人差別で問題になっていました。「黒人差別だ!」的な論点です。そのニュースを見て、「ちっちぇーな」と思っていました。
黒人差別!と言っている人が差別意識が高いんですよね。これがもし、「笑ってはいけない」の中で、”黒人だ”と言う理由で理不尽に責められるのであればある程度の差別だとは思うのですが、そう言うのでは無いでしょ?あくまで、”浜田雅功がエディーマーフィーのような格好をさせられる”と言う笑いではないですか。エディーマーフィーはコメディアン、俳優として成功した人です。だからいいんじゃないかなって思うんです。
僕はそうやって「黒人の格好をさせるのが差別だ」って言う発想が起きる方が人種差別だと思うんですよね。白人(トランプ大統領?)だったらこのような問題にならなかったのでしょうか?そうじゃ無いですよね、きっと。
日本人は黄色人種なので、黒人のメイクをしようが、白人のメイクをしようが、メイクなどが必要になります。
昔、エディーマーフィーのテレビ(サタデーナイトライブだったかな?)で、「もし、僕(エディー)が白人だったら?」と言う企画(もちろんフィクション)をしたことがありました。
銀行は黒人にはお金を貸してくれませんが、エディーマーフィーが白人のメイクをして行くと、「担保は入りません。いくら必要ですか?」とすぐにお金を貸してくれる。とか、バスの中で黒人の人が全員降りると、突然バスの中がパーティー会場のようになり酒を飲んでダンスをするって言うようなものでした。
これは差別をうまく利用した批判コメディーです。今ならコンプライアンス的にダメでしょうね。
黒人だからダメなのか?って言う気がしました。正直、僕は浜田さんに笑いましたし、そこは「メイクをしてエディーマーフィーみたいになった」から笑ったのであって、「うわ、黒人だぜ、ダセェ」と笑った訳ではありません。
なんか生きにくい世の中になったなぁ。と思いました。
で、帰省も終わり矢向に戻ってきたら、今度は「ベッキーにタイキック」が炎上しておりました。「禊(みそぎ)のタイキック」なる企画でしたが、見事に炎上です。
もちろん、ベッキーがレイプ・暴行されたと言うのなら問題ですが、ベッキーはタレント・芸能人であり、もちろん出演オファーがあって出演しています。
ベッキーも所謂”ゲス不倫”をしており、まだまだテレビには出にくい状況です。企画側としては、”タイキック”を受ける事により、またテレビに復活させたいと言う思いがあったのでは無いでしょうか?
ベッキーもこれに不満があれば刑事事件にすることもできる(勿論、しないと思いますが)と思いますが、逆にこれを「美味しい」と思ったはずです。
でも、擁護団体(?)とかの抗議により再びベッキーさんは被害者となってしまっています。当人としては「余計なことを」と思っているのでは無いでしょうか?
ちなみに、この番組ではココリコ・田中は理不尽にタイキックを受けて、山崎邦正は理不尽に蝶野にビンタされます。それは良いのでしょうか?男だから?そんな訳無いでしょう。
なんか生きにくい世の中になっているな、って思います。
これについては、ネットの悪い点が出ていると思っています。
日テレはここはひとつ、ガキ使名物の「ヘイポー謝罪文」で攻めて欲しいですね。その位やらないと笑いたい場面で笑えない空気を生む、禁笑時代になってしまいそうです。