Youtubeを見ます。でギタリストの演奏とかを見るんですけれど、結構コメント欄で「下手」とか書いてあるのを見るんですよね。僕自身は「上手だなぁ」って思って聴いているので、そう言うコメントを見ると「じゃあ、自分はもっと上手なの?」なんて思ってしまいます。
勿論、その人の評価軸的に「下手」と言っているだけで、その人自身がそこまでできる必要は無いんですけれど。
「眼高手低」って言葉があります。なんか目の病気の名前見たいですけれど、意味は「批評は上手だが、実際に創作すると下手である事」って言うものらしいです。
世の中にも多いですよね、そう言う人達って。僕はそう言うのを総称して「定食屋で野球見ながら監督ぶってるおっさん」と揶揄しております。
僕はその苦労(と感動)を味わいたくて実際に手を動かして見たいんですよね。
勿論、嫌いな事に手を出す必要は無いんですけれど、
・音楽が好きなので、自分で曲を録音してみる
・小説が好きなので、自分で小説を書いてみる
・映像が好きなので、自分で動画を撮ってみる
とかですかね。
あとはシステムエンジニアなので、実際にわからない事は調べてプログラムもします。
やって見ると思ったより大変な事がわかりますし、「もっとこうやりたい!」って願望が生まれて来ます。
そこまでやって初めて「批評」って出来るんだと思うんですよね。自分でやってみるとそれがどれだけ大変な事がわかると思うんですよね。
「言うが易し行なうは難し」って言葉もありますよね。
僕はダンスとかはやらないですけれど、他の人のブログとかで「AKBのダンス、○○は上手い、△△はもっと自分を表現しろ!」なんて書いてあるのを読むと、「いやいや、自分で踊ってみなよ。大変さがわかるよ」なんて思ってしまいます。
「俺ならもっと素晴らしい小説を作れる!」なんて人は実際に小説を書いて見てはいかがでしょうか?おそらく4万文字を書くことすら難しいと思いますよ。
会社でもそうですよね。口だけ達者な人が。まぁ正論なんですけれど、実際には指示を出すだけで手を動かさない人とか、「まずは自分でやってみろよ。」なんて思ってしまいます。
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、
ほめてやらねば、人は動かじ。 ー 山本五十六
なんて言葉がありますからね。まずは「やってみせ」ですよね。まぁ社長とか事業部長とかが手を動かすのは流石に…って思いますけれど、課長レベルならまだまだ手を動かさないといけないと思っている次第です。
僕はプレイヤーでいたいですね。手を動かす側でいたい。そんな今日この頃です。