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バーイ、センキュー! – 平成をバブルで乗り切った番組「みなさんのおかげでした」

30年間続いた長寿番組「みなさんのおかげでした」が終わりました。最終回は特番などではなくて「さいごのうたばん」として野猿と松田聖子さんをゲストに迎えて過去のとんねるずの音楽パロディーコントを振り返ると言うものでした。

「最終回がこれ?」みたいな感じで本当にあっさりと終わりました。

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ネットではとんねるずの扱いは決して良くはないと思いますが、やはり僕とほぼ同じ世代として(と言うかちょいと年上のイケイケのおにーちゃん達の感覚で)見ていた僕にはとんねるずはかっこよかったんですよね。

ネットで叩いてる人って昔のとんねるずを知らないんですよね。これはダウンタウンさんとかにも同じ事が言えます。
昔から、とんねるずはヤンチャで、関東のコントを牽引して来ました。そう言う時代があったんです。

ねるとんパーティーを作ったのもとんねるずです。いまでは婚活的なパーティーですね。ダウンタウンもそうですけれど、いまの言葉や文化(カルチャー)を作ったのもこの世代です。

「老害」「若手いじめ」とかのネットの意見もありますけれど、とんねるず自身も水槽に落ちて、タライ落ちを受けたり、ストッキングを被ってモノマネとかしていたんですよね。今思うと、それらの受け継ぎ(引き継ぎ)のようにも思えなくもありません。

番組制作にお金がかかってたと思いますけれど、バブル時代のノリままテレビのバラエティーを最後まで貫き通した番組なのかもしれないと思ってます。

最近だけでも、
・食わず嫌い王
・細かすぎて伝わらないモノマネ選手権
・全落、水落オープン
・きたナトラン
とか、「あぁもう見れないんだなぁ」って思うような企画が沢山ありますよね。

確かに、とんねるずはフジテレビの申し子でした。ダーイシ(石田弘)さんに気に入られて自由にやれたんだと思います。そう言う時代でした。

そう言う空気感なんですよ。テレビだからできた。もしかしたら「フジテレビだからできた」のかもしれません。

もちろん、誰もが歳を取ります。とんねるずも例外ではありません。もう56歳ですからね。
でも、その年齢でも”バラエティー”を精一杯貫き通していたと思います。

これからどんな番組が出てくるのかはわかりませんが、バラエティーはなくなって欲しくないですね。コント番組も…。やっぱりテレビには”笑い”が必要なんです。

最後にはとんねるずは自身の曲「情けねぇ」を歌って終わります。
歌詞には替え歌で「バラエティーを滅ぼすなよ」と歌っていました。本当にこれ。「俺たち(とんねるず)はいいんだけれどさ、バラエティー誰が引っ張っていくのよ?頼んだぞ!」って感じですかね。

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例えば、フジテレビは昔に深夜に「新しい波」と言う若手お笑い芸人を紹介しいて、その中からめちゃイケが生まれたりしています。

木曜21時の後番組は坂上忍さんだと聞いています。どんな番組になるのかはわかりませんが、僕はバナナマンとかおぎやはぎの世代がバラエティの番組を持てる時代になっても良いと思うんですけれどね。おぎやはぎなんてそうしないとちゃんと仕事しませんから。

西には吉本と言う大きな土台がありますが、東の笑いには定義がありません。でも、空気感ってのはあると思うんです。東の笑い、また見たいなぁ。

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