服を選ぶ時間が勿体無いから、同じ服を大量に買って考えないようにしている。と言うとスティーブ・ジョブズが有名ですね。
ジョブズさんだけではなくても、世界の成功者はそう言う傾向があるみたいです。ザッカーバーグさんとか。
それを真似する「意識高い系」の人がいますけれれど、「あんたはもっと服を選びなさい」と言いたくなります。別に個人の勝手だからいいですけれど。
ジョブズさん達は日々、多数の”選択”や”決断”を求められます。本当にCEOとして、多数の決断を求められます。
なので、服を選ぶ時間(選択の思考)に脳みそを使うのが勿体無いから同じ服を着るのです。同等に、食事も選ばない傾向にあるでしょう。
毎日同じ服を着ている「意識高い系」の人は、日常でどれだけの”選択”と”決断”を求められるのでしょうか?
例えば、会社でも事業部長くらいのポジションになれば、毎日多数の決済や問題に対する対策の決定をしなければいけません。逆に言うと、そのくらいのポジションにならない限り、服を選ぶ選択に時間を割いても良いのではないでしょうか?
そう言う「意識高い系」の人に限って、食にはうるさかったりして「今日は何を(美味しいものを)食べようかな?」なんてネットを色々と検索していたりします。
真似するんだったら、毎日ハンバーガーとチェリーコークで過ごしているウォーレンバフェットさん(投資の神様)くらいこだわって欲しいものですね。
僕は結果的に「意識高い」人は嫌いじゃないんですけれど、「意識高い系」で表面だけ真似している人ってなんだか悲しくなるんですよ。
決断の数を減らすのはシンプルライフに向けて必要な事です。それは事実。決断って疲れるんですエネルギーを使う。脳みそ使うって事ですね。
でも、普通のサラリーマンなら、朝服を選ぶくらい良くないですか?
ちなみに、僕は同じYシャツではないですけれど、色々なYシャツを持っています。でも、朝選んでません。「意識高い?」いえいえ、逆です。朝、端から順番に着ているだけです。んで着終わったら洗濯カゴに入れて週末に洗濯します。干すときに順番を考えないので、自然とランダムっぽくなるだけです。
逆に意識低いです。
初めての客先に行ったりプレゼンするときなどネクタイが必要になる場面になって、「どのネクタイにしようかなぁ?」って悩む位ですね。
独身ですし、彼女もいないので、今の所私服も同じような感じですね。毎日同じ服だと「汚い人」になってしまうので、私服はバリエーションを増やしている次第です。
決断、選択が毎日要求されるような職になってからでもそう言うのは遅くないと思います。
あと、最近飲酒コントロールをしているんですけれど、明日が仕事の日は飲まないほうが良いですね、頭が働きますし、決断も早い。あとは十分な睡眠。
自分の信念で結果的に「意識高いですね」って言われるのは結果論であって、”アメリカのビジネスパーソンは”なんていう流れに乗って自分を変えるってのは個人的には嫌いですね。
結果出してなんぼだろって思います。
あなたの周りにもそういう人いませんか?また、あなた自身がそうなりつつありませんか?
少し考えていただければ幸いです。