生きたまま鳥葬をする。
伊坂幸太郎さんの「アヒルと鴨のコインロッカー」と言う小説に乗っているエピソードです。
鳥葬ってのは亡くなった遺体を鳥に食べてもらうと言う少々エグい方法で、現在、日本では禁止されています。ただ、チベット仏教では普通にあるそうです。
でも個人的にですけれど、これ『あり』だと思ってます。さらに小説にあるような『生きたまま鳥葬』ってのがありだと思うんです。あくまでも個人的に、です。
だって世の中には「殺しても殺したりない」犯罪者だっているはずですからね。一瞬で終わってしまうのでは物足りない。それほどの凶悪犯というのはこの世に存在しているんですよね。こう言うのは倫理観もありますし、それ自体センシティブな話題なんですけれど。
そういう人には生きたまま鳥葬コースでじわじわと痛みを感じながらこの世からバイバイして欲しいななんて思ってしまします。
案外、日本の警察とかではなくて裏のそういう人たちはそういう方式をとっているのかもしれませんね。
勿論ライブ中継とかは不要です。どっかの誰も知らない場所でこっそりと苦しんで欲しいです。
昔の日本では市中引き回しと言う酷い刑がありました。文字通り縄に体をつけられそのまま地面を引き摺り回されると言うものです。服は着ていないのでどんどんと体が傷ついて行きます。極悪人に対してそう言う措置をしてみんなで見てたんですよね。それはそれでどうだかなぁ?って感じですが。
死刑制度反対っていうのが世界の流れのようですが、その前提には「犯人はその場で射殺。更生の余地を認めない」って言うものがあったりしますからね。その分、日本には更生の余地は与えられますし死刑じゃなくても無期懲役になると死ぬまで刑務所から出られない訳ですからね。
慣れてしまえば罪を償うために刑務所に入っているのとは違う別の感覚(普通に生きることができる)が生まれてきそうですけれどね。
凶悪犯罪の被害者としては『犯人が死刑になっても毒殺とか絞首刑とか一瞬で決まるものだと軽すぎる』って思う人がいると思うんですよ。「もっと、もっと苦しめ」と。”目には目を”ってハムラビ法典パターンで考えて凶悪犯罪犯が行った殺害方法と全く一緒にするのも手です。
昔フジテレビでやっていた”世にも奇妙な物語”という短編のホラー(?)番組に秀逸な話があります。これはフィクションなのですけれど、これはきついなぁって思うんですよね。
「懲役30日」と言うお話です。
ネットに落ちているかもしれませんが20分くらいのお話です。時間がある方は一度見て見てはいかがでしょうか?
今、死刑制度が見直されている時期かもしれません。犯罪者の人権、更生の意志、色々と鑑みて考えていかないといけない問題だと思います。
人間が人間を殺める、もちろんあってはいけないことです。
でも全員が聖人ではないですし、やっぱり罪を犯す人がいなくなることはないでしょう。
その事について今一度考えないといけないかもしれませんね。