みなさん、ブログやってますか?自己発信してますか?なーんて、今ではTwitterでもYoutubeでも自己発信できる時代になりましたからね。
僕は、1998年から10年間以上「Web日記」って言うのを発信していました。自分でサーバーを借りて、メモ帳でhtmlを打ち込んでftpでアップする…。自分の日記がどの位人気があるのか?はアクセスカウンター位でしたね。分析ツールとかも無かったですし、もちろんお金になる(=収益化)って考えは1mmもありませんでしたね。
まぁ、その界隈で有名になったら、インタビューを受けたり、本を出したり…とかなり限られた人間でのコミュニティーでした。
今、みなさん、なんでブログを書くのでしょうか?
儲かるから?
ですか?やっぱり「ブログで食っていきたい!」からでしょうか?
僕はなんか違う気がするんですよね。
少なくとも昔のアルファブロガーはそうでは無かったような気がします(小飼弾さんとか)、アフィリエイトで儲かるとかSEO対策するとかじゃなくて、純粋に自己発信、自分の意見をネットに載せると言うのが結果的にアクセス=人気に繋がったんだと思うんですよね。
有益な情報を発信してくれる。
面白い話題を提供してくれる。
だから、僕はブログを読むし、僕のブログもそう言う感じになってくれれば良いんじゃ無いかなぁ?って思ってるんですよ。
欲しいギターとか調べてて所有者のブログにヒットした時とかって凄い嬉しいんですよね。おそらく、そのブログを書いた人は「えへへ、このギターの記事を書いたらアフィリエイトで儲けられるぞ」なんて思ってないと思うんですよね。純粋に自分のギターの話をしたかっただけだと思うんです。
だから、ブログ作者自身が「儲かる」ためのブログってあんまり意味がないと思うんですよね。どれだけエントリー数があってもほとんどがアフィリエイト目的の提灯記事ならあんまり価値は無いと思うんです。変な話アフィリエイトは突然終了することもあるので、「ブログはストック型の資産」と言いますけれど、アフィリエイトのリンクが切れたブログこそ虚しいものを感じるんですよね。スペースデブリって言うか…。
最近はわかりませんが、ブロガーって自己顕示欲からブログを書いたりすると思うんですよね。
かの、イケダハヤトさんも最初の頃のブログはへんな煽りもなく社会へのアンチテーゼを掲げていたような気がします。
初期のイケダハヤトさん
今のイケダハヤトさん。内容が随分と変わっているのがわかります。
今では金の亡者になってしまったみたいなんですけれど。
僕はブログで食べていこうとは思ってません。(もちろん、今のストックしたブログの広告収入で生活できるようになれば嬉しいですが)
あくまで、自分が思った事、そして伝えたい事を損得抜きで伝えたいんですよね。
色々なブロガーを見てきました。
最初はiPhoneなどのガジェット好きで小技を公開したりバージョンアップを誰よりも早くやっていた…そんなブロガーが、「お金の考え方」とか「次元をあげる」とかスピリチュアルな方向に行ったり…。
10年スパンで色々と見ていたんですけれど、ブログ=収益化に伴って、初期衝動からお金儲けに変わっている人が多いような気がするんですよね。
で、それで成功した人達のブログセミナーが「お金」から始まる…。なんか悲しいですね。
自己表現としてのブログは大賛成ですけれど、僕自身も儲けてはいません。サーバ代を払える位ですね。
1995年頃からインターネットが流行り出しました。
僕は1998年頃から手弁当でWeb日記を書き始めました。
30歳を超え、日常に変化がなくなってきてから、ブログと言う形で不定期で更新する形にしました。
昔はサーバー代を払っていて、今はサーバー代位は広告費で賄えるようになりました。
僕はその位でいいんじゃ無いかな?って思ってます。出来れば毎月の携帯料金位をブログでまかなえれば良いんじゃ無いかな?って。
お金にギアを変えた途端、「年商1億です!」とか「PVアクセスアップの方法!」とか、本来の目的から逸れたメタ的な「ブログを人気にするためのエントリー」だらけな「え?あなたの主張はどこにあるの?」みたいなブログが増えているのも事実。
でも、淘汰されていくんでしょうね。
僕は、無理せず、会社員をしながら細々と自分の主張を伝えていきたいと思っています。