大量の紙の資料をファイリングすると言えばキングジムですよね。
ちなみに、キングジムってのは会社名で、実際のあのファイルは”キングファイル”って言うそうです。でも、大昔から「キングジムで閉じておいて」って言われてたので今ではキングジム=ファイルって言うのもおかしくないのかもしれませんね。
昔はネットもあまり発展していなかったし、ディスクの容量も少なかったので資料は印刷してキングジムで保管しておくと言うのが一般的でした。
昔は壁一面にキングジムが並ぶのは普通の光景だったんですよね。新人の頃はキングジムの背表紙を作るのも仕事だったような気がします。
今ではデジタル化っていうかペーパーレスが進んでいますよね。
ゲームとかも取扱説明書はネットで見るとかそういう点でも進んでいますし、まぁ、PCのディスクの容量が飛躍的に増えたので「ディスクに保管しておく」って言うのが普通になったような気がします。
ただ、印刷したほうが網羅的に見れる場合もあるので、そういう時は基本的に見たいときだけ印刷して用が終わったら捨てる(シュレッダーに入れる)と言うのが一般的になっていると思います。確かに紙の方が便利な場合ありますけれど、データはディスクに入っているので用が済んだら捨ててもまったく問題ないんですよね。
昔はお客様先で仕事をして、すべて終わって納品する際に、納品物は紙と決まっていてプロジェクトの終わりの頃には必死に印刷してファイルに綴じていたものなんですけれど、今はDVDにファイルを焼いてそれだけが納品物として許してくれるケースがほとんどです。
昔の僕の会社は自分の席が固定であったので色々と印刷したり積み上げたりした資料をファイル化していたんですけれど、基本的に自分の固定の席がない事由に席を決められるフリーアドレスになった僕の会社はでは帰るときは机の上を綺麗にしないといけないので、紙の資料はほとんどありません。
また、忘年会シーズンの幹事にとって必須のぐるなびとかのクーポンも印刷して持っていった物ですけれどスマホ全盛の今はスマホを見せるだけで良いですからね。
本当に紙が不要な時代になったなぁって思ってます。
キングジムさんには公式のツイッターアカウントがあって結構ウィットに富んだ「中の人」がやっているみたいですけれど、ファイルの売り上げは下がっているんだろうなぁ~なんて勝手に心配してみたりします。
まぁ、キングジムさんは新しい製品を色々と生み出しているので商品開発の努力と市場のニーズをきちんと読めているんでしょうね。
耳が痛い話ですね。