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手弁当って言葉しってますか?

突然ですが、「手弁当」って言葉しっていますか?
「おや、佐藤さん、愛妻弁当ですか?手弁当ですねぇ」と言う意味ではありません。

「明日は給食でないから弁当持ってきてねー」ってのもちょいと違います。

まぁ、仕事とかお願いする時に、「日当の対象外だけどよろぴく」ってのが近い意味になります。
と言うか一言で言うと「無償で作業をする事です」

「リソース増やすのはいいんだけれど?予算どうするの?手弁当?」とか、
「そこまでは手弁当で手伝いますから、そのあとはちゃんと発注下さいよね」とか言った時に使われます。

もともと政治(選挙)から出た用語っぽく「手弁当で選挙の応援をする」と言うとその議員の為に無償で働くと言う意味を指すそうです。(無償で働くのは当たり前で昼飯も自分で持ってくるって意味でしょうね)

Obentou hamburg

ITエンジニアの世界ではかなりこの言葉使われます。
「手弁当で対応しろ!」とか、大規模な案件の提案(50億とか)している時に自分たちだけでは裁けないので、受注後に発注する予定のパートナーに「提案取れるまでは手弁当で頼む(受注できたらちゃんと仕事を回すから)」とかそう言う風に使います。

まぁ、会社に勤めているので、会社員としては給料が出るので、厳密な意味ではボランティアとは違いますが、会社としては「売上が発生しない作業」をさせているので、原価(=給料)だけがかさむんですよね。ある程度の規模の会社じゃ無いと出来ないのは事実です。

英文書にするともっとストレートで「work without pay」になり、こうなると”無給で働く”となるので、日本の会社員の手弁当とはちょいと違ってきますね。

Gomihiroi volunteer man

ボランティアとの定義もあいまいになってくると思いますが、組織として「手弁当」を使う場合は会社員には給与は支払われるし、責任は発生すると思うのでそこらへんが違うのかな?

なんて思ってしまいました。なるべく手弁当では働きたくないのが本性であり、正しい姿なんでしょうねえ。

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