ここをクリックしてお気軽にお問い合わせください!

好きな事で生きてますよ。

“好きな事で生きていく!”
“社畜みたいに消耗するのは嫌だ!”

みたいな風潮が強くなっていますね。ネットで稼げる時代が出てきたから特に顕著になりました。ネットは在庫を持たないで稼げるんで原価が極端に低く、少人数でマネタイズできるビジネスなんですよね。
僕は否定も肯定もしません。そう言う生き方もあるよね、って。

でも、「お前らみたいな社畜はオワコン」とか言われると”ムッ”ときます。流石に誇りを持って仕事をしているので、暗にサラリーマンをバカにはしてほしくないんですよ。
お互いに稼ぐセグメントは違いますからね。

ところで、僕は小学校の頃からプログラミングをしていました。MSXって言うテレビに繋いでプログラムを打つ奴です。
今では小学生プログラマーはいてもおかしくないと思いますけれど、当時の僕(1980年代)としては早い方だったのでは無いでしょうか?
小学校の頃にこのドメイン(hi-jax)を名乗り、中学・高校とプログラミングをしていました(インターネットでドメインをとったのも早い方だと思います)

念の為、Whoisで調べたら、hi-jax.comの登録日は1996-12-20。google.comの登録日は1997-09-15なのでGoogleよりも先にドメイン登録していた事になります。地味にすごい。

最初は本に載っているのをそもまま打ち込んで楽しんでいたんですけれど、そのうちに「自分で作ってみよう!」とプログラミングにのめり込んでいったんですよね。自分の書いた通りにパソコンが動く!って言うのが非常に気持ちよかったんですよ。

高校時代はバンドも並行してやっておりまして、就職するなら、プログラムだな、音楽は趣味だ。って決めてたんですよ。

だから、会社に入ってからの20代って忙しかったけれど、楽しくて、いわばプロゲーマーが「ゲームをしてその分給料を貰う」って感覚だったんですよね。

毎日「今日はここまで!」ってやってたし「60時間以上残業つかないよ」って言われても「まだゲームクリアしてないもん!」って感じでプログラミング(設計も)してました。

だから、ゲーム(プログラミング)の楽しさだけではなく仕事の楽しさを学べたし勉強にもなったんですよね。ビジネスマナーも身につきました。

僕にとって、プログラミングはゲームだったんです。
だから、プロゲーマーみたいな感覚で仕事をしていたんですよね。

周りから見ると社畜かも知れないですけれど、自分が楽しんでればそれでいいんじゃ無いかな?って思うんですよね。

本当に忙しかったし、当時の付き合っていた彼女から「仕事と私、どっちが大事なの?」なんてドラマみたいなセリフを言われたこともあります。

金曜日が合コンで、その金曜日(の昼)にプレゼンがあった場合、水曜から徹夜を続けて仕上げて、夜に合コンしたこともあります。

もちろん、この「好きな事」ってのは人それぞれなので適正はあると思います。僕はプログラミングが好きだから、こうやって楽しみながら仕事が出来たんだと思います。
仕事自体は、今でいう「ブラック企業」でしたが、当時は時代が時代でしたし、そう言うもんだな。って思ってましたね。

Naruniha

Youtuberだって、最高の作品を明日の朝にアップするために徹夜で編集したりする事もあると思うんですよね。

好きな事で生きていくってのは、”気が向いた時だけ好きな事をして、気が向かなければ酒飲んで寝てる”って言うのとは違うと思うんですよ。それで儲けられたら良いかもしれませんが、なかなか難しいと思うんですよ。

バンドマンだって、最高の曲を撮るために何時間も練習をしますし、お笑い芸人だって、ネタ見せするために、誰もいない場所で何回も漫才の練習をしたりします。
僕にとってのそれがたまたまプログラミングで、求人としてそれがあったから良かったと思ってます。

20代の頃はそうやって夢中に頑張ったので、30代でパワハラでメンタルをやられましたけれど、技術は残っていて、磨き続け、折れたアンテナは立て直しています。

確かに成長を止めてサラリーマンで定年まで安泰って言う時代はもう終わりを迎え、”手に職”を持っている人たちが台頭する時代になると思っています。
ただ、サラリーマンだって悪い事だらけでは無いし、ちゃんと頑張っている人も多いんですよ。

それを”社畜”とdisるなら、僕たちサラリーマンも、実体のないビジネスで生きている人たちを”夢見るヒッピー”とdisりたくもなりますよ、って話です。

ではでは。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です