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ブログはオワコン?ブログはいつから「稼ぐためのツール」になってしまったのか?

「ブログは(収益が見込めなくなったので)オワコンです。これからはYouTube」とかの発言をツイッター上などで見ると「あぁ、この人は金のために書きたくもない文章書いてたんだろうなぁ」と悲しくなります。(アフィリエイターは紹介したくもない商品の記事を書いて売上報酬を貰うので、若干定義が違います)

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こう言う人

昔からブログはありました。ブログ(WordPressなどの)ツールが無い時代から、Web日記として発信の場はあったのですよね。もちろん、そこに利益は発生しなかったです。
自分の発信の場。自分の城。なんならサーバーレンタル代とドメイン代は自腹なので完全に赤字でした。

たとえば、日記だったり、ポエムだったり、仕事の愚痴だったり、趣味の記事だったり、アングラだったり…当時のブロガーには「このジャンルは儲けられないから書かない」なんて発想は無かったのではないでしょうか?”書きたいから書く!”ただ、それだけ。それだけで楽しかった。

ある時期に雨後の筍のように「ブログで食っていく!」や「自由に発信することでマネタイズするセミナー」なんかが増えてきました。

僕がこの「ドーナッツ方位」を初めてから読んだのは、

・必ず結果が出るブログ運営テクニック100(2012/3著)
・プロ・ブロガーの 必ず結果が出るアクセスアップ テクニック100(2013/8著)

の2冊位です。
ってか、この2冊は普遍的な事を書いていると思います(AmazonのAdsense関連については記事が古くなっていると思いますが…)

僕が立ち読みした本に、
・ブログ飯 個性を収入に変える生き方(2012/6著)
と言う”そのものズバリ”と言う本があったのですが、「ブログで食えるようになった後、セミナー活動を…」と書いてあったので、「やっぱりな(セミナーで食うんだろうな)」と思った次第です。

「昔は良い人だったのに」のイケダハヤトさんも
・武器としての書く技術(2013/6著)
で良本を出していますしね。本当にこの時代のイケダハヤトさんは良かった。

ちょいと知名度が低い所で行くと、
立花 岳志さんの
・ノマドワーカーという生き方(2012/6著)
と言うのがあります。

「僕たちは、働く場所や上司にとらわれない。自己発信すれば食べられるようになるよ!」的なブームがあった時代ですね。
本の発行時期から見ると、2012/6~2013/8くらいに集中して発刊されていますね。変な話、この時代にブログやってれば本を出せたかもしれませんね。

その後、彼らは自分のノウハウをセミナーで発表すると言うセミナービジネスへと移行していきます。なので、彼らはブログで食っている訳ではなくてセミナーで食べていたんですよね。皮肉な話です。(情報商材っぽいですけれどね)

ツイッターで「ブログ オワコン」で検索すると、大抵は「ブログはオワコンと言われているけれどそんな事はないと思う」と言う建設的な意見が多いですね。
どうにも「オワコンではないよ」って言う風潮の方が強いみたいですね。

僕もそう思います。

これからは動画の時代と言う人もいます。そう言う人は動画をやれば良い。漫画だってラジオだって生きている。文章だって生きている。

なので、「今まで動画やりたかったけれど、環境が貧弱で…でも、今ならスマホでも出来る!」って人は動画やれば良いと思いますね。僕は個人的にはラジオをやりたいです。

“収益性がない=オワコン”って判断するのは安易すぎると思うんですよね。もちろん、新しいジャンルの先行者優位ってのはあるんですけれど、「儲けられるからやる」ってのは結局のところ”もっとお金が欲しい”ってだけで発信の楽しみの本質を知っていないのでは?って思います。
より良い給料が欲しいからやりたくない仕事をするサラリーマンと一緒じゃね?って。僕は給料はそんなに高くないですが、今の仕事はやってて楽しいです。
ブログも楽しい。
お金にならなくても自分が楽しければいいんじゃないですかね?って思うんですよ。

だから影響力がある人が「今からブログ始めるのはナンセンス。これからは動画!」って言うのはちょいと違うんじゃないかな?って。

僕は昔から文字を書くのが好きなので、別にそんなに稼げなくてもこのブログは継続すると思います。サーバー維持費くらいは収益があるので。そのくらいがちょうど良いのかな?って。

ブログ、楽しいよ!

では。

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