たまが、好きです。
「たま」って言われて「?」になるのが今の人でしょう。「猫ですか?」と言うのが当然の結果だと思います。
でも、「さよなら人類」とか「たまのランニング」とか言うと、昭和ー平成を過ごしてきた人には「あぁ、あの色物バンドね。」ってのが出てくるのではないでしょうか?そうです、僕の好きな「たま」はバンド(ミュージシャン)の「たま」なのです。
僕はMr.Childrenとかゆずとかも好きですけれど、本当に何十年も聴ける音楽って言うと「たま」なんじゃないか?って思ってしまうのです。
僕は音楽が本当に好きで(特に邦楽)、色々な音楽を聞きます。好き嫌いはしない感じですが、最近の音楽はちょっと・・・。その位です。
「たま」の音はシンプルです。極力、エレキのモノは使わない(ベース程度)。エフェクターなどには頼らない。もちろん、ゲストミュージシャンを必要としません。最近だと、CDではバンドメンバーだけでは演奏できなくて、ライブではゲストミュージシャンを呼ぶ例が多いですが、そんなのもありません。
あと、パーカッションが実はしっかり聴くと本当に計算されているのです。もう素晴らしい。なんであんなに曲に合った音が出せるんだろう?って位です。
ビジュアルが「かっこいいか?」と言うとかっこよくは無いかもしれませんが(僕にはかっこよく観れますが)、音楽性は別です。
「恋とか愛」とか、「会いたい」とか、「会えなくて寂しい。」なんてのとは別物です。だから、女性の前でカラオケで歌うような曲では無いですが、一人、夜にお酒を飲みながら聴いていると、ノスタルジックな気分になるのです。
歌詞も、歌詞と言うよりは、詞的です。昭和文学とかそういう感じがします。
年を取っても聴けます。と言うか、年を取れば取るほどいろんな事が分かってくるのではないでしょうか?
J-POPって個人的に海外では通じないと思ってます。でも、「たま」なら海外でも通じるのではないでしょうか?(別にドームツアーとかでは無いです。地元のライブハウスとかです。)
Domestic Band。まさに、「日本のバンド」、それが「たま」なんだな、って思います。
今でも色物思いしている人は多いと思いますが、時間があれば、youtubeなどで聴いてみては如何でしょうか?
新しい世界が見えるかもしれませんよ。