カラテカ入江さんが闇営業をやっている事が判明して、事務所を解雇されました。入江さんは昔から「人脈で食っている」と言うほど人脈が広い人です。
今回、解雇の原因は”闇営業”ではなく”反社会的勢力との付き合い”の方が問題ですね。振り込めサギグループの忘年会(忘年会なんてやるの?)に宮迫さんはじめ吉本芸人に対して闇営業を仕掛けた訳ですから…。
闇営業って昔から結構あるんですよ。
地方都市のお祭りや結婚式、そういうのを事務所を通さずに行う。そして”とっぱらい”と言ってその場で現金払いで行われるんですよね。なので、足がつかないお金って訳です。
売れない芸人とかが金銭苦ので闇営業してたなんてのは逆に武勇伝になったりするかもしれません。事務所が仕事取ってきてくれないとお金が入ってこないので。
よくラジオとか聞いていると「あいつ最近金回りいいなぁ、闇(営業)やってるんじゃない?」なんて話は普通に出てきていたんですけれどね、これからNGワードになるかも知れません。
今回は”反社会的勢力”との繋がりが問題なんですよね。これは芸能プロダクションだけではなく、どこの会社も気をつけている部分です。あなたが勤めている会社でも「反社とは付き合うな!」と言われているのではないでしょうか?
結婚式の闇営業程度だと解雇まで行かないと思うんですよね。
逆に言うと、「パチンコ店の営業」とか普通に話していますけれど、パチンコ店はかなりグレーな会社なのでこっちがNGじゃない?って思ったりするんですけれど。
闇営業の問題点は『トラブルが起きた時』です。
事務所が介在していないのでトラブルが起きた時に事務所が動けないんですよ。普通の営業は簡潔でも契約書はありますからトラブルが起きた時にその契約書をもとに戦う事が出来ます。でも、闇営業は基本的に契約書なんて無いので、守りたくても事務所が守る事が出来ないんですよね。
まして、相手が反社会的勢力だった場合、ことは厄介なのは火を見るよりも明らかですよね。
反社は一度漬け込むとどこまでも漬け込んできます。漫画とか映画でそう言うシーンを見た事があるのでは無いでしょうか?
そうなると接点である”芸人”を解雇して「弊社と貴社(反社会的勢力)は関係ありません」と言う態度を取らないといけない訳なんですよね。カラテカ入江さんの件はそう言う意味での解雇でしょう。
それにしても、今回の件、2014年の事件だそうです。振り込めサギグループもすでに捕まっている模様。
なぜ、今この事件が明るみに出たのか?
振り込め詐欺グループが完全に潰れるのを待っていたのでしょうか?ニュースでもやっていたのですが、フライデーが今回の事件を知っているのであれば、反社側と接しているって訳ですからね、フライデー側にもリスクがあるんですよね。なので完全にリスクがなくなってから今回の件を出したと言うのが僕の見解です。
僕はシステムエンジニアなので、地元の飲み屋の困りごと(IT関係)を聞く事があります。もし、ここで金銭が絡むと…結果的に闇営業になってしまうのでしょう。そう考えるとちょっとゾッとしたりしますね。
では。