タピオカブームに乗って、東京タピオカランドなるものができる模様です。場所は渋谷(原宿)だそうです。「んな馬鹿な」ってみんな思っていると思うのですが、どうにも1ヶ月限定のイベントらしく、「一気に稼いでとっとと畳む気だな」って感じがプンプンです。
で、佐久間宣行さんのラジオを聞いていたのですが、この件に関して「もし両津勘吉がタピオカに目をつけたらやりそうな企画。んで、最後は大爆発して借金パターン」と言っており「なるほどな」と思ってしまいました。言い得て妙とはこの事。
ちょっとプロットを考えてみましょう。
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交番にて、両津勘吉が、みんなタピオカミルクティーを飲んでいるのをみて、中川(もしくは麗子)に「あれはなんだ?」と問います。
「あれはタピオカミルクティーと言って今若い女性に大流行なんですよ」と説明。
「ちょっと待て、警らに行ってくる」とテキ屋の友人の元へ。タピオカミルクティーの製造方法と原価を知り、「ふむ、これは金の匂いがするな」と。
交番に戻り「ワシは1ヶ月ほど有給を使うぞ」と言って出て行きます。
そして人気のタピオカミルクティーの店の横に「台湾直輸入のタピオカミルクティー」店を出店。値段の安さとタピオカの量で客をもぎ取ります。警察がやってきて「台湾直輸入とは本当か?」と聞いてくるので、「ムロ湾からの直輸入ですよ。ほら、新潟にあるムロ湾です。間違ったことは書いてない」と力説。
そのうちに両津勘吉のタピオカミルクティーはいろんな色のタピオカとかミルクティー以外の飲み物と混ぜてどんどんと人気に両津は大量のお金を元にウハウハ。
ついに東京タピオカランドの設立に乗り出す。人件費を浮かせるために、同僚の本田に仕込みをさせる。24時間体制で本田が働いた結果、配線を間違って大爆発。損害賠償を払って両さんは一文無し。出資金を出してもらった中川から借金総額を聞かされて、エンド。
今回は借金エンド
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こんな感じでしょうね、それにしても両さんのお話は汎用性がありますね。二次創作とかどうなっているのかよくわかりませんがまだ作者は現存されているので、難しいところですかね。
こち亀ってのは色々と時代を先取りして、両津勘吉が色々と奔放すると言うベーシックなフォーマットが完成しているので、こういう「タピオカブーム」とかに”こち亀が連載していたらこういう話になったろうな”って言うのが考えやすいんですよね。
さて、世の中では吉本の件が問題になっております。両さんだったらどのように考えるのでしょうか?地獄の閻魔大王すら手下にできる行動力。まぁこう言うセンシティブなネタはこち亀には出てこないと思いますが、少々興味が沸くところです。
月一で良いからこち亀復活しないかなぁ。令和でもどんどん暴れてほしいと思うのは僕だけでしょうか?
では。