はじめに
以前、「さよならイケハヤ」と言うエントリーを書いたものです。ありがたいことにホッテントリ入りして自身のブログ史上最高のリアルタイムアクセス数になりました。ありがとうございます。
さて、イケダハヤト(以後、イケハヤ)さんについて書くことはないけれどウォッチは続けていくと書いていたのですが、ついに完全に貧困モードに突入して、数万円の現金にも困っているのではないか?と思い調査してみることにしました。
基本的にイケハヤさんは年商1.5億で今年度の役員報酬を240万円に設定しているそうです。役員報酬としては月20万円ですが、会社としての年商はある為、問題は無いと思っております(性善説ですよ、もちろん)
ただここにきて露骨な集金を開始し、それに詐欺の可能性があるので警告としてエントリーを書くことにした次第です。
Polca事案
Polcaと言うのは少額のクラウドファウンディングであり、「ちょいとお金ないけれど(もしくは少額のチャレンジをしたい)、リターンするから少し下さい」ってなモノです。
イケハヤ界隈では、しゅうへいさんと言う自称”借金ブロガー”が度々(彼女ができたので、猫を飼いたいので、残高が1万円になったのでと言うとんでも無い内容)、Polcaを利用していました。
ただ、これは”借金キャラ”だから出来る技であり、イケハヤはこのPolcaに対してはエンジェルとして支援する事はあっても、自身のキャラ(金持ちキャラ)があるので、Polcaで支援を受ける側になる事は無いと思っていたのですが、ついに始めました。
子供達と過ごせるコワーキングスペースを作りたいと言う名目ですが、このコワーキングスペース、ネットでは通称”18号”と呼ばれ、イケハヤの事務所兼住居にする予定の建物です。それも、「300円とかくれると喜ぶよー」的なライトな表現をしておりますね。
さて、Polcaをのぞいてみました。
なんと、最低500円からとなっております。この時点で300円の支援は出来ないんですよね。飲酒しながら書いたのでしょうか?
Polca
また、このPolcaのリターンなのですが、
「高知の山奥から感謝の念を飛ばします!!」
とありますが、poclca:ご利用規約(https://polca.jp/terms/)を見ると、見事に、
・実態が伴わない、意思表明のみとする役務(「感謝の気持ち」など)
に引っかかっております。
なので、利用規約違反なんですよね、この事案。
利用規約
見事に引っかかってませんか?
こう言う使い方はPolcaの本来の目的からかけ離れた使い方であり、使い方によっては資金循環やロンダリング目的に使われる可能性がありますので、是非CAMPFIREとしては違反として摘発してもらいたいと思っております。
革命的ビジネスモデル事案
「イケハヤ基金に100万円置いてください」
と言う謎のビジネスモデルですね。
デポジット課金とか意味不明な言葉で革新的なものと思わせておりますが、簡単に言うと
- 100万円をイケハヤに預ける(仮想通貨)
- 預かった金額(仮想通貨)をベースにイケハヤが運用を行う(Compoundと言うものを利用)
- 運用益はサロン運営費に利用(=預けた人は利益はもらえないが特別サロンに入会可能)
- イケハヤは預かった金額には一切手をつけない
- 預けた人はいつでも金額を引き出すことが出来る(ただし、その時点でサロンは退会となる)
そうです。
これが、革命的ビジネスモデルらしいです。僕のような一般人には1mmもわかりませんね。
何故なら「運用益が貰えないのになんでイケハヤに預けるの?」と言う素朴な疑問に回答していないからです。サロン入会権を付与されると言う利点(?)はあるそうですが、彼はサロンを作っては壊す謂わば”サロンクラッシャー”なのです。
イケハヤ自身、今「スキルシェアサロン」を運営しているはずなのですが、そっちはどうするんですかね?ってかスキルシェアサロンってちゃんと運営されているんでしょうかね?話が聞こえてこないので心配ではあります。
さて、この革命的ビジネスモデル、一つの問題点について説明しておりません。
「元本保証はあるのか?」です。
Compoundについては運用というか、元金をベースに仮想通貨を貸し借りできるサービスの模様。仮想通貨を貸した場合は利子を付けて返してもらえるのでそれが利益になるとの事。
簡単にいうと銀行ですね。
Compoundについては貸付利子によって、年利10%も夢では無いそうです。
さて、このサービス始まったばかりなので、どうなるかわかりません。
すぐに考えられるのが「貸付が焼きついた場合の回収は誰が行うのか?」と言うものです。銀行からお金を借りたりしても利子を付けて返せる人は100%いるでしょうか?
事実、返せない人(会社)は存在します。
日本ではそれに対してのセーフティーネットとして、自己破産、倒産と言うものを設けております。
会社は回収不可能の場合を想定して「貸倒引当金」と言う費目でリスクを取っております。
Compoundで貸付が焦げ付いた場合、Compoundが回収活動を行うのでしょうか?それともイケダハヤトさんが回収代行を行ってくれるのでしょうか?
また例えば、100万円基金に10口集まった際に1000万円相当の基金(相当と書いたのは仮想通貨のレートがあるため)が出来たとしましょう、その際にイケハヤ基金で300万円相当貸し出したとします。当座に残るのは700万円相当。その際に10人が一斉に100万円を引き出したら(引き出しはいつでも自由と書いているので)300万円足りません。その際にイケハヤさんが300万円相当の肩代わりをする必要が出てきます。…イケハヤ大丈夫?
また、今回DAIと言う仮想通貨を利用しますが、DAI→イーサリアム→USD→日本円と言う為替レートを通らないと日本円になりません。為替損はどのように考えているのでしょうか?
あと、ここまで書いてなんなんですけれど、こう言う人のお金を預かるにあたり、貸金業などの手続きを一つも取っていない事です。
また、“特定商取引法に基づく表記“もどこにも見当たりません。
日本円ではなくて仮想通貨だから良いと思ったのでしょうか?
まぁ、「元本保証!年利10%」なんてうまい話があれば、イケハヤに預けないで自分でやりますよって言うもとこもない話ですよね。
おわりに
イケハヤ基金を作るのであれば、自分でやれば良いですよね。基金を募るのは運用益が確実に出てからでも遅くはありません。
Polcaだってそうです。子供たちと過ごせるコワーキングスペースを作るのであれば、その施設や設備、アクセス方法などをきちんと整備してからきちんとしたリターンを用意してCAMPFIREを使えば良いんです。
“Polcaが集まらなかったので、子供達と過ごせるコワーキングスペース辞めました”とかそう言う子供達や利用者の夢を壊す行為、かっこ悪いですよ、イケハヤさん。
最後にイケハヤさんが本当にお金に困っているのであれば、今までの金持ちキャラを捨て、過去の自分「年収150万円で僕らは自由に生きていく」を取り戻せば良いと思います。
それなら正当な理由で支援してくれる人は増えると思いますよ。
では。