タイトルを見て「?」の人も居るでしょう。でも、このタイトルは北海道の人にはわかって貰えるのではないでしょうか?
でも、大泉洋はご存知でしょう?「ご存知、大泉ですぅ〜!」ってな訳で。
その大泉洋さんは、北海道の劇団「TEAM NACS」に所属しています。今、日本で一番チケットが取りにくい劇団だったりするのです。
そのTEAM NACS、北海道での番組では作詞作曲をしたりしております。とは言え、楽器を弾けるのは一握り。他のメンバーはメロディーをコンポーザーに聴いてもらって採譜すると言う、いわば「鼻歌民族」と呼ばれている訳です。
そんな中、リーダーの森崎博之さんは、ドラマの中で名曲「つぼみ」と言う曲を作っております。
このつぼみと言う曲、CDとかでは今普通に入手できません。
Youtubeに落ちていたのですが、現在削除されておりますので、違法アップしないために「森崎博之 つぼみ」で検索して聴いてみてください。
(TEAM NACSのリーダ。森崎博之さん)
聴いていただければわかるのですが、この曲、実に名曲です。
結婚式の歌としてもバッチリ合うと思います。
大泉洋さんも色々と名曲を作っておりますが、今のところ、ファンの中では「つぼみ」が一番名曲と言われています。
その後、森崎さんも色々と曲を作っているのですが、やはり「つぼみ」を超えられません。
しかし、これには訳があります。
この曲のAメロ、実は「カノン進行」を使っているのです。
カノン進行とは、色々なヒット曲で使われています。音楽コードで行くと、
| C | G | Am | Em | F | C | F | G |
となります(キーによって変わりますが)。
聴いてみると絶対に聴いたことがある曲です。
しかし、この曲を作曲したヨハン・パッヘルベルさん、いわく付きの人なのです。
「パッヘルベル 呪い」で検索してもらえるとわかりますが、パッヘルベルって人、あんまり聞いたことないですよね?
実はこの人、カノンと言う曲以外にヒット曲がないのです。今で言う「一発屋」です。
だから、このコード進行を使ってしまうと、売れるけれど、一発屋で終ると言う都市伝説があるのです。(あくまでも都市伝説ですが、このコード進行を使っている一発屋があまりにも多いので…)
ちなみに、僕が18歳で作った曲も実は無意識のうちにカノン進行を使ってました。今でも良い曲だと思っているのですが、その後、それを超える曲が出来ていません。僕もパッヘルベルの呪いにはまってしまったのかもしれません。