いきなりですが、高校卒業とか大学卒業した暁にはまず働いてみてはどうか?って思うんです。まず働いて給与を貰う体験をしてみたらどうかな?って。自分に合う仕事ではないかもしれませんが…
ハッキリ言って周りが思うほど”自分は凄くない”んです。才能なんてそんな物です。いきなりで申し訳ないですけれど、人間そんな物です。
それも実際に仕事をこなす上で経験して自分の才能に気がつくこともあります。
俺はこんな器に収まるのはもったいない!って言ってもまずは働いてみて、世間をみる事って大事だと思うんです。不満もあると思いますけれど、”不満の感情”を体験することも大事だと思います。
いろんな仕事をしていると、自分の適性って思ったより気がつかないところで開花したりします。そのうちに「あ、俺、これに向いていたんだ」みたいなことがあったりします。それって社会人を経験してからわかったりするんですよね。
僕のよく行くBARのマスターも色々な職業を経験して”地元の人が集まれるような場所を作ろう”と思ってBARを開きました。これも社会人経験がなくいきなり開業していたら成功していなかったと思います。
いろんな仕事をこなす事、社会経験を積むことがBARの経営(あえて経営と称すると)が上手くいっているのではないでしょうか?
僕もミュージシャンやプログラマーに憧れて、プログラマーとして会社に入りましたが、自分の適性として”人に物を教える”って事に適性を感じたりします。なので、仕事上でも新人教育などをやっています。もちろん、自分の本来の仕事もあるのですが、”人に物を教える・伝える”と言う適性がプラスされた形になっております。これも社会経験を続けていたからだと思います。
それでも合わなかった場合になってからでも親に頼るのは遅くないと思うんです。
俺は将来小説家として成功するんだ、歴史に残るような傑作を作る能力がある!だから生活費は親が出してくれ!なんて社会経験がない人が文豪として今の世代うまく行くほど今の世の中は甘くはありません。
逆に経験があるからこそ、色々なエピソードを経験して小説を豊かにすることができると思うんです。
作家の伊坂幸太郎さんも今では有名作家ですが、当時は本当はシステムエンジニアで、夜や休日を使って小説を執筆して応募を繰り返していたと言う事実があります。
ねぇ、つらい時代かもしれませんが、まずは一回働いてみましょうよ。
自分の働いた対価としてのお金を貰ってみましょうよ。褒めてもらったり指導してもらったりしましょうよ。
なんて思っている僕が老害だからかもしれませんがね。では。