最近は電子書籍や音楽もサブスクリプションと言うネットがあるから可能な技術が増えてきて、町から本屋やCD屋が続々なくなっていくと言う時代になっています。
僕としては、個人的に本屋やCD屋って大好きなんですよ。
なぜかと言うと、目的の本やCDを見つけた後に店内をぐるぐる回っていると、「お、この本も面白そうだな」とか「このCDも良さそうだな」って新しい発見があるからです。
さて、本題。
本屋に行って、本を物色していると尿意・便意がくることってありませんか?今まで尿意は全然無かったのに本屋に入って色々と見ている間に突然尿意や便意がくる。そう言う人って多いみたいです。
「気のせいだろ」と思えばそりゃー”気のせい”なんですけれど、実はこの現象には名前がついています。”青木まりこ現象”と言うそうです。
「なんじゃ?その名前!?」と思う方も多いと思います。僕も初めてこの名前を聞いた時は「ほへ?」と思ったものです。
よく、新しい星が見つかったり新しい数式や病気の症状が出来るとその人の名前が使われる事があります。
今回の場合、1985年に青木まりこって人が「ねぇ、本屋に入ると便意こね!?」と言ったからその現象に”青木まりこ現象”と呼ばれることになったと言うだけなので、それを言った人が”ゲゲンチョ・ベンイーン”さんだったらその現象の名前は”ゲゲゲンチョ・ベンイーン現象”と呼ばれたのでしょうね。
どうにもこの現象は「まじ?嘘じゃね?」と言う懐疑的な意見も多いのですが、「いや、生理学や心理学を追求すれば解決するんじゃね?」って言う人もいるそうです。
Wikipediaによると、
- 書店の本棚のまわりをグルグル歩いているうちに突然トイレに行きたくなる。
- 発作は書店に一時間以上滞在したときに起きる。
- 発作は本の種類と全く関係なく起きる。
- 図書館や古書店で発作が起こったことは一度もない。
- 印刷所に勤務したこともあり、紙やインクの匂いをかぐ機会は多かったが症状は起きなかった。
と書かれています。
この原因や現象については既に都市伝説化しており、「本屋に並ぶ紙の匂いが刺激されてそうなるのではないか?※但し場所は本屋に限る」とか、そう言う現象を知ってしまったから思い込みが埋めつけれているのはないか(プラシーボ効果の応用ですね)なる考察もあるようです。
僕はある意味、緊張感や焦燥感も原因だと思っています。別に頻尿でも尿意も全く無かったんだけれど、顧客プレゼン(約1時間)が始まった途端に尿意が来るって事が僕にはよくあるからです。
また、パニック障害を持っている人は電車に乗れない(電車に乗ってしまうと次の駅まで具合が悪くなっても降りる事が出来ないから。現在は薬による症状の緩和が可能)というのも焦燥感では?と思っております。
確かに、僕が神田のプロジェクトに向かう途中の少々大きな本屋にはトイレがしっかりとついていたなぁ。と思い出し、そういえば、”青木まりこ現象”って名前がついていたな、なんて久々にその名前を思い出したのでブログのエントリーにすることにしました。
みなさん、本屋に行って急に尿意・便意がきた人、他の人も同じ症状が出てますよ。ちゃんと”青木まりこ現象”って名前がついているので、安心してくだいね、って話でした。