はじめに
会社員(サラリーマン)として、組織に所属して仕事をしている人は多いと思います。僕もその一人です。
さて、”組織”である以上、管理する為の職制があり、その結果、”上司・部下”と言う関係が出来上がります。
上司を嫌いな人って多いと思うんですよね。パワハラ・モラハラまでは行かなくても「上司の言う事は絶対!」みたいな感じがあって。王様ゲームじゃねーよって感じですね。
まぁ、”物言う部下”みたいに反論できる人はいいですけれど、こう言うのは性格だったりもするのでなかなか難しい所であります。
そんな嫌いな上司を気楽に思えるライフハックを今回はご紹介したいと思います。
1.上司には上司がいる
さて、あなたが平社員だとしたら課長や係長の指示に従うことになりますね。
でも課長だって課長の立場になれば部長と言う”上司”がいるわけで、部長だって本部長と言う”上司”がいる訳です。
なので、「なぜ俺ばっかり」と思うよりも、自分は言われた事をやったまで言う感じで仕事をしておくとすべて上司のせいにできます。
みなさん、あまり知らないかもしれませんが、部長は課長にけっこう強い口調(僕たちが上司から受けているような口調)で怒られたりしているんです。
まぁ、その怒りの矛先をこちらに向けられたらたまったものではないですけれど、「俺に文句ばっかり言っている課長も部長からは文句言われてるんだな」と思うようにすれば少しは気分が楽になるのではないでしょうか?
2.上司も会社を一歩出ればただの人
会社で偉そうにしている上司っていますよね、威張りまくったりして、さすがに今はないと思いますが飲み会の席でお酒を注がないといけないとか…。
まぁ、少なくとも部長とか(上司の上司)には挨拶しないといけませんよね。
でも、思ってみてください。
満員電車に乗ってる横のうざいおっさん、実は別の会社では部長なのかもしません。逆に、うちの会社で威張っている課長、部長も一歩会社をでたらオヤジ狩りのターゲットになったり、満員電車で喧嘩売られたりしているのかもしれません。
そう考えると、「会社の中だからペコペコしているけれど、会社を1歩でも出たらしらねーからな」的な態度をとれるので、少しは気分が楽になるのではないでしょうか?
3.年取ったら転職できないダメ人間
偉そうな態度を取っている上司ほど部下に仕事や責任を押し付けがちです。
きっとそういう時にあなたは「俺より高い給料もらって仕事もろくにしないで俺たちに投げっぱなしだ」と思うでしょう。僕もそう思う時があります。
でも、そうやって自分で手を動かさない上司は、配置転換や出向、転職で別の部署に異動したら結局”なにもできない人”になるのです。
終身雇用では無くなる現代の日本、首を切られたら転職なんか無理、年だけとって何もスキルのないただの中年になり下がります。
「この人は俺たちがいるから偉そうな態度取れるのであって、別の部署に行ったらハブられるかもな」とか思うようにしておくと気分が楽です。
もし、自社の他部署へ異動するようでしたら、同期や同僚のつてを使ってその部署に根回ししておくとより上司がハブられますよ。
おわりに
僕の実体験で、僕をはじめ、何人もの部下を”壊して”きた課長がいました。
その課長は本部長のお気に入りで「こいつは口は悪いけれど、仕事はできるからな」と守られていたのですが、その本部長自身が子会社に出向する形になり、守ってくれる人がまったくいなくなりました。
今は形こそ部長相当職ですが、誰にも相手にされてません。給料をもらうためだけに会社にいるような存在。いつ出向にあってもおかしくないとみんな思ってます。
月日がたてばそんなものなのです。
上司なんて言ってもこいつバカだなぁー。位の気持ちで接するのが会社員としては楽だと思いますよ。
では。