はじめに
新型コロナウィルスの蔓延によって、会社では在宅勤務(テレワーク)を推奨する動きに出ています。
僕の会社では、原則テレワーク、出社する必要がある場合は前の週までに事業部長の承認をもらう事と厳しく徹底しています。
さて、家庭を持っている人は在宅で育児や家事を行いながら仕事をしている人が多いと思いますが、これは「家の中に動きがある」ので精神衛生上そんなにストレスを感じないと思います(もちろん、育児ストレスなどはあると思います)
僕のような独身の人はどうでしょう。僕は1週間以上在宅していますが「家の中に動きがない」ので、結構辛かったりします。仕事の内容が辛いと言うより、何日も外出せずに家の中で一人でいるという意味です。
そこで僕が行っている仕事以外の息抜きについて書いてみようと思います。参考になれば幸いです。
1.ラジオや音楽を聴こう
テレビを観ると言う選択肢はもちろんありますが、テレビは画面を観る必要があります。もちろん撮り貯めたドラマを見たりするのはよいと思いますが、ニュースやワイドショーはコロナ一色なので気が滅入ってしまいます。
僕はそう言う時はラジオを聴くようにしています。radikoと言うアプリを使えば、過去1週間に遡ってラジオを聴くことができます。深夜ラジオはなかなか聴く機会がない人は多いと思いますが、これを機に聴いてみてはいかがでしょうか?
もちろん深夜に聴く必要はないです。radikoを使って昼間に聴いちゃいましょう。
僕は仕事の電話会議以外の時は結構ラジオを流していたりします。目はPCの画面、耳はラジオってのは結構よいものです。
後は好きなアーティストの音楽を聴くのもよいと思います。今は音楽のサブスクリプション(Apple Musicなど)が主流になっているので、ランダムで再生したりするのもよいかもしれませんね。
2.散歩をしよう
不要不急の外出を控えると言うことになっているので外出を控えるのは当たり前と言う前提で書かせてもらうのですけれど、散歩をしてみてはいかがでしょうか?
新宿、渋谷、池袋などの繁華街に住んでいる人は無理だと思いますが、自宅が普通の住宅街にある場合は散歩も有効だと思います。
散歩はいわゆる”3密”には当たりません。1人でマスクをして散歩をしてみるのはいかがでしょか?もちろん、人の多いところは避けましょう。
僕は朝始業前に1時間程度の散歩を始めることにしています。
それもいつもの知っている道ではなくて、あえて知らない道に進んでみたりしています。自分の街の意外な場所に気がつくかもしれませんよ。
あと、天気がよい日は太陽の光を浴びることによって、セロトニンと言う脳内物質が出てくるのでメンタルにもよいと思います。
3.笑おう・声を出そう
会社にいれば、何かと会話する機会があると思いますが、在宅で一人でいると自発的に声を出さない限り声を出す機会が激減します。
そう言う時は独り言になるかもしれませんが、何か言葉を発してみた方がよいと思います。
僕のお勧めはお笑いの番組やラジオを見ながら笑って声を出すことです。笑うことは罪ではありません。
気持ちが滅入る今こそ笑おうではありませんか。一人でくらいしているので、不謹慎だとか言われる筋合いはないはずです。
4.少しはさぼろう
これ、極論なんですけれど、少しサボってみてはいかがでしょうか?
職種にもよると思うんですけれど、医療従事者や社会インフラ事業者以外の人は少しくらいサボっても大問題になる事はないと思います。
例えば、有給を取るのもよいと思いますが、この状態で有給をとっても外出やショッピングはできない状況だと思います。
なので、30分、1時間でも自分の裁量でサボってみてはいかがでしょうか?
ちなみにですが”サボる”のサボとはサボタージュ(sabotage)と言う単語から来ています。
規模が大きくなればストライキとかボイコットと言う大げさな意味になりますが、一人が30ふん位職場放棄してもよいのではないでしょうか?
社用携帯を持たされている人は携帯だけチェックしてちょっと外の散歩をしてみる…なんて言うのもお勧めです。(僕もやってます)
ただ、あまり外まで散歩してしまうと電話がなって緊急対応が必要になった場合に家に戻るまで時間がかかるので、節度をもった範囲にしましょう。
これはあくまでも極論なので、「どうせ上司がみてないからサボってもバレないだろう」と言う風に考えないでください。1日を過ごす上でのちょっとした休憩時間というふうに捉えて上手く気分転換に使ってもらえたらと思います。
終わりに
僕は地下鉄サリン事件も3.11の震災もリアルタイムで経験していますが、ここまで世界が問題に直面している自体は正直初めてです。今回のウイルスはまだ特効薬(ワクチン)が出来ていない為、まずは感染しないことが重要です。
今、この時も医療従事者はワクチンの開発のために昼夜徹して作業している事でしょう。そんな人たちに敬意をたたえながら、僕たちは僕たちで気が滅入らないように、この状況が復活した時に元気に働けるように今は堪えようではありませんか。
今の我慢が未来を創る
その精神で生活してもらえたらと思います。