LAN [Local Area Network] ラン |
企業や学校のような同一の建物、敷地内にあるコンピュータをケーブルでつないで 、相互通信ができるようにした通信網。内線電話がコンピュータに置き変ったと思えばわかりやすい。小規模LANではEthernet(イーサネット)と呼ばれるLANが一般的である。
―――型ダイアルアップIP接続/ LANで接続された複数のコンピュータのいずれからもダイアルアップできる接続方法で、対応している専用のルーターが必要。
LD-ROM [LaserDisk ROM] エル・ディー・ロム |
実物をぜひ一度見てみたい。近年使われなくなった、あるいは使い道のなくなったLD-ROMは、周囲を研いで手投げ用の殺傷兵器として東南アジアや南米の紛争地帯に投入されていたが、やはりサイズが大きくて運用が困難なので現地でも不評を買っていた。戦地では、地元の子供達がこれを拾ってフリスビー代わりにして遊んでいる途中に事故が多発しており、新たな問題が起きている。やっと国際条約で全面禁止が検討され始めているが、大量にLD-ROMの在庫を抱えた一部先進国が難色を示しているため、現在難航中。
Linux リナックス,ライナックス,リヌクス,リナスク |
ヘルシンキ大学のLinus B. Torvalds君がi386以上を搭載したPC互換機をターゲットに、何にも無い状態(スクラッチ)から作った、UNIXクローンのオペレーティングシステム。何にもない状態と言ってもUNIXのクローンなので、コードは大いに参考にしていると思われる。インターネットが商用開放されて一般化されるにつれて、サーバーOSとしてのUNIXがSunやHPといった大企業の商品になって行く中、かつてのUNIXの「古きよき伝統」を引き継いでライセンスフリーで提供され、山のようなフリーソフトウェアがソースコードのまま公開され、ユーザー達がネット上で情報を公開し合い、様々なサポートが受けられる。
ライナス君が作ったので、一般的には「らいなっくす」もしくは「りなっくす」と呼ばれているが、読み方の違いなどで上記したように様々な呼び方があってややこしい。最近はすっかり落ち着いた感があるが、ちょっと前までSunとMSやHPなどが企業に売り込む為のサーバーOSで過酷なシェア争いを行っていたが、そんなん買わなくてもLinuxを導入すれば企業にUNIXが使える人間数名とテキトーなハードウェアだけでLANからWEBサーバーまで一通りこなせてしまい、しかもOSやソフトウェアは殆ど無料で提供される。という恐ろしいものなのだが、どこの国にも「商標」を有り難がる人間はいるもので「フリー」なのが逆に信用できないとして頭の堅い人がいる企業ではオペレーターの辛労を無視してNTなんかを導入してトンでもない状態になっているところが多々ある。と例によって「がんばれゲイツ君」に詳しく書かれているので、興味のある人はそちらを参照。
とは言え最近は大手ベンダもLinux市場に参入してくるようになり、また大企業の食い物にされるのかな?Linuxの日本語環境としては豊橋技科大の真鍋氏を中心に開発されたサブパッケージJE(Japanese Extensions)が広く利用されてきたが、ディスククラッシュによってオリジナルの開発環境が失われてしまうという冗談みたいな事態に見舞われた為、すでに開発がストップしている。現在はこのJEの後継としてProject-JEチームがPJEというパッケージの開発を進めている。今度はちゃんとRAIDするんだよ。