Backbone Network バックボーンネットワーク |
インターネット上でミッドッレベルのネットワークどうしを高速でつなぐネットワークのこと。具体的にはプロバイダーや学術機関などがつながっている。
BACP [Bandwidth Allocation Control Protocol] バック・ピー |
アメリカのAscend、BayNetwork、Cisco、Sun、Microsoft、3Comなど8社が提唱するバンド幅調節プロトコルの名称。BACPでは電話番号などの回線資源をあらかじめサーバ側に登録しておき、回線の接続要求があるとそのリストをクライアントに送信するなどしてバンド幅の増減を可能にする。現在国際機関において標準化が進められている。
【類】BOD
BASE64 ベース64 |
電子メールなどでバイナリデータを送信する場合に利用されるエンコード方式の1つ。エンコード方式には他にもいくつかの種類があるが、BASE64が最もスタンダード。
BASIC言語 [Beginners All purpose Symbolic Instruction Code] ベーシック言語 |
BASICは大型計算機をインタラクティブに制御するために60年代中ごろDartmouth大学で開発されたインタプリタ言語。昔w・ビルゲイツ(TM)氏がまだハーバード大在学中にマイクロソフト社(TM)を設立してMS-BASIC(TM)で大儲けしていた頃「僕のBASICは...」などとのたもうたと伝えられているが、BASIC言語はDartmouth大で開発されたものなので間違えないように。そーゆー台詞はちゃんとライセンス料を払ってから言いましょう。
Visual―――/ BASIC言語を土台として、Windows上でお手軽で簡単にプログラムを作成できる開発言語。ケッコウ遊べるらしい。まあ、ファイルを消したりHDをパンクさせたりするスクリプトを簡単に組める点でのセキュリティの甘さはAppleScriptも同じだけど、「アクティブ何ちゃら」を使って外からコントロールできる分こっちの方がアブナイと思うんですけど、どんなモンですか?
baudレート [baud rate] ボーレート |
モデムなどの通信機器のレートを計る単位で、1秒間に起こるキャリア波の状態変化を表わす変調速度。一般的な2400bpsのモデムは16個の異なるモードを利用していて、1baudで4bitの情報を伝送できるのでこのモデムのbaudレートは600baudなんだってさ。わかる?
BBS [Bulletin Board System] ビー・ビー・エス |
パソコン通信ネットワーク局または電子掲示板のこと。NIFTY-ServeやASAHI-netなど全国規模の物から「草の根ネット」と呼ばれる地方型の小規模な物までさまざま。
bcc: [blind carbon copy] ブラインドカーボンコピー |
電子メールの写しを、受取人には送付先を知らせずに、受取人以外の関係者にメールのコピーを送付する機能。メーラーのヘッダの「宛先:」の下あたりに見られ、特定多数に送りつけておきながら、いかにも「あなたのために出しました」と見せかける機能。
Be ビー |
Apple Computer在籍中に、あの名機と称えられたMac IIシリーズを設計した「がぜーおぢさん」ことジャン・ルイ・ガゼー開発担当社長(当時)がAppleを追い出されて作ったコンピュータ会社。80年代のApple社内ではエンジニアリングの神様的な人物で、自身もまた技術者主導主義者であったために、アップルの技術を外にライセンスする事に激しく反対し、当時のCEO(最高経営責任者)であったジョン(ペプシマン)スカリー氏に煙たがられ、追われるように同社を辞めた後の1990年にBe Inc.を設立した。その後斬新的なマルチメディアOS(自称)であるBeOSと、それ専用のハードウェアBeBOXを96年に発表、当時次世代OSの開発がなかなか進まなかったAppleに会社ごと買わせようと目論んだが、同社は同じAppleを放逐された人間でも、創立者の一人であるスティーブ(伊達男)ジョブス氏率いるNeXT Software社を買収し、ガゼーの目算は見事に外れた。ちなみこの会社がその後どうなったかと言うと、実はまだここにあるんです....
http://www.be.com―――BOX/ BeOS用のハードウェアとして開発された青い箱。最大の特徴はPPC603eを2台搭載したマルチプロセッサーボードで、本体の前面パネルに2本のレベルメーターが付いており、CPUの稼働状態をリアルタイムで表示するという泣かせる演出もあった。この御時世にWINTELでもMacでもないOSと、新規格のハードウェア開発という暴挙に出た訳だが、結局ハードウェア部門は閉鎖、現在はOSの開発に専念している。もう発売中止で将来プレミアが付く可能性があるので、見かけたら購入されることをお勧めする。
―――OS/ 96年一月のサンフランシスコ・MACWORLD ExpoでデビューしたOSの名称。マイクロカーネルやプリエンプティブマルチタスキングなどの最新技術を盛り込み、PowerPC上で作動するように設計された自称マルチメディアOS。同じPPC上で作動しているMacOSが、過去のしがらみに縛られて実現したくてもできなかった機能をすべて盛り込み、「PPCのパフォーマンスを最大限に発揮している」と評価された。が、正式にサポートしてくれるベンダーが現われず、Appleにも買ってもらえなかったので、今のところ実用価値はほとんどない。発表当時は専用のハードウェアがあったがMacにもインストール可能で、雑誌の付録やWeb上でバラ撒いていることもあり、多くの新しモノ好きなMacユーザーがインストールしては「オレのMacはこんなに早かったのか!」と叫んでいる。(実際には速度比較する対象がないので、とりあえずそう叫んでみるだけ)現在はPentium II上でも作動するIntel版もリリース。
―――の謎/(Beの謎) 創立から6年も開発に費やし、買収される計画も失敗に終わったこの会社が、製品の販売もしていないのに(正確には販売しているが)なぜいまだに存在し続け、しかも苦労して開発したOSを惜しげもなく雑誌の付録やインターネットでバラ撒いていられるか、多くの人が謎に思っているに違いない。解説しよう、Be Inc.の収入源はなにか?答えは「ありません」だ。いや、怒らないで聞いていただきたい。実はこの会社ほとんど無収入で、ひたすらベンチャーキャピタルを食いつぶしているのである。雑誌やWeb上でバラ撒いているBeOSのPR版にマニュアルや開発環境が付いた「正規版」を販売こそしているが、物好きのデベロッパと同じく物好きのプログラマーしか購入しないので、経営の足しになるほどの収入にはならない。しかし、アメリカの寛大なベンチャーキャピタルと、同社の高い技術力で今まで会社を維持してきた。BeOS自体UNIX色が濃いので、個人や学生が作ったフリーウェアやシェアウェアのプログラムが大量にWeb上にあり、中にはかなり使えるモノもある。大手ベンダーも全く興味が無いわけではなく、グラフィックソフト業界の最大手である米アドビシステム社などはBeの高いグラフィック処理能力を評価して同社のソフトウェア移植に力を入れており、情報筋によるとPhotoshop4.0のBeOS版は既に完成しているそうである。今後BeOSのIntel版が完成すれば一気にユーザー層を広げる事も可能で、初のクロス・プラットフォームOSとして注目される可能性が大きい。これでアプリケーションが揃えばWinやMacに愛想を尽かしたユーザーが一気に乗り換える...かな?この項目つい力が入ってしまった。
BIOS [Basic Input Output System] バイオス |
PCに接続されているディスクやキーボード、グラフィックスなどのデバイスをコントロールするプログラム群。OSやアプリケーションからの要求に従って、ハードウェアにアクセスするためのプログラムインターフェイスを提供する。この他に各種設定を行なうプログラム(BIOSセットアップ)もBIOSと呼ぶことも多い。通常BIOSはマザーボードや拡張カード上のROMに書き込まれている。マザーボード上にあるBIOSはシステムBIOS、拡張カード上のBIOSは拡張BIOSと呼ばれる。
B-ISDN [Broadband ISDN] ビー・アイ・エス・ディー・エヌ |
郵政省の外郭団体である新世代通信網利用高度化協会が仕切っている通信網。100Mbps以上の伝達速度が実現できるISDN回線で、広域ISDNとも呼ばれている。ATM(非同期転送モード)を利用して音声、映像などの大容量データを転送する。ちょっと前にCMでこれの説明らしき物が流れていた。
BOD[Bandwidth On Demand] ビー・オー・ディー |
BACPと同様、通信量などに応じてバンド幅を調節する機構。これを利用してINSネット64でBODに対応したTAやルータなどを用いれば、必要に応じてバンド幅を64kbpsから128kbpsに増やしたり、逆に128kbpsから64kbpsに減らしたりできる。でもその前に128接続を安くやってくれるプロバイダを探す必要がある。
BOOTP[BOOTstrap Protocol] ブート・ピー |
TCP/IPネットワークのクライアントマシンにおいて、IPアドレスやホスト名、ドメイン名、ネットマスク、デフォルトゲートウェイ、ネームサーバアドレスなどのパラメータをサーバから自動的にロードしてくるためのプロトコル。クライアントがBOOTPをサポートしていれば各クライアントごとにTCP/IPの設定を行なう必要がなくなる。
bps[bits per second]ビー・ピーエス |
1秒間に転送できるデータ量を表わす単位。単位の項を参照。
Busy ビジー |
プロバイダーがもう他からの通信を受け付けられないほど忙しい状態。国内大手プロバイダーがよくこれになるが、札幌は他と比較してもビジーが少ないらしい。
―――率/ 特定のプロバイダーの混み具合を時間ごとにグラフで表した物。プロバイダーの混み具合は同一地域でも不思議なほど違うので、A社がすいているからといってB 社がその通りとは限らない。
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